葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

朝焼けや雨 夕焼けは晴れ

朝のウォーキングだんだん日の出が遅くなってきて、毎朝サボりたい誘惑と闘う日々。お天気下り坂です。

羽黒山

狂言の登場人物のひとり山伏。山岳で修行して超自然的な力を持つとされる山伏は、人々の畏怖の対象でした。しかし狂言に出てくる山伏は、強欲だけどおっちょこちょい、憎めない、ついつい笑ってしまう人物です。決まり文句の自己紹介は、 「これは出羽の羽黒…

お稽古再開

半年ぶりにお稽古再開しました。まだ組香はできませんが、少しずつ進んでいきたいと思います。なにより、皆様の元気なお顔に会えて、これほど嬉しいことはありません。健康であること、平和であることに感謝しつつ、今日の反省タイム…

末の松山

「契りきなかたみに袖をしぼりつつ 末の松山涙越さじとは」(お互いに泣いて涙に濡れた着物の袖を絞りながら、固く約束したのに・・ 末の松山を波が越すことなんてあり得ないように、決して心変わりはしないと。)仙台市の隣、多賀城市の海から程近くの小高い…

閑かさや

通称 山寺。 正しくは宝珠山 立石寺といい、860年 清和天皇の勅願によって慈覚大師が開いた天台宗のお山です。 松尾芭蕉は1689年7月にここを訪れ、 「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」と読みました。 蝉がわぁんわぁん鳴いていると、うるさいはずなのに、どうし…

鹿の声

「山里は秋こそことにわびしけれ 鹿の鳴く音に目をさましつつ」壬生忠岑 (山里は秋こそひときわ寂しさを感じます。鹿の鳴き声を聞くたびに、目をたびたび覚まして眠れずにいます) 昨晩、この秋初の鹿の声を聞きました。日中はまだまだ厳しい暑さが続いていま…

夏の終わり

なんだか寂しい8月最終日。今日で閉園されるとしまえん。 大津の西武百貨店、神戸のそごう百貨店も今日で終わり。私は2月末から自粛しており、桜色の着物も萠色の単も、絽も紗も麻も、箪笥に眠ったまま、夏が終わろうとしています。 でも9月からは少しずつ前…

夕日

夕立のあと少し空気が入れ替わり、涼やかな風。夕日が夏色から秋色に移り変わりつつあります。

七夕

昨日は旧暦7月7日、七夕でした。まもなく沈もうとしている美しい月の写真を送ってくださいました。牽牛と織女は7月7日の夜、天の川を渡り逢いにいきます。 鵲(かささぎ)が羽を広げて並び、橋をつくってくれるとか、 月の舟に乗って渡るというお話などが伝わ…

楽園

箱根登山鉄道にコトコト揺られ、ポーラ美術館へ。「モネとマティス もうひとつの楽園」 約90点の作品が展示されていて、偉人たちの楽園を堪能しました。 そして大自然の中の楽園で、ランチタイム。

秋の気配

夜、窓から聞こえてくる虫の声に、季節の移ろいを感じます。

夏の思い出

誰もいない駅に響く蝉の声 雲ひとつない青い空 波の音 静かに流れる時間 夏の思い出

消し炭

ご先祖さまの霊を送る大文字の送り火。今年はコロナウイルス感染拡大防止のため、規模が縮小されて行われました。その翌日以降、大勢の人たちが、魔除けや厄除けのご利益があるという消し炭を求めて登ります。 今日は19日なので、小さいものしか残っていませ…

木蔭

竹生島

長浜港から30分の船の旅 竹生島 宝厳寺の国宝 唐門は、7年の歳月を費やして修復されたばかりで、建立された当初の鮮やかな色彩を拝見できます。 宝厳寺 HPより 唐門は観音堂の西側に建ち、背面は観音堂に繋がっています。京都東山の豊国廟の唐門または極楽門…

盂蘭盆会

知恩院にお参り南無阿弥陀仏

木地師の里

滋賀県 奥永源寺に「木地師の里」があります。平安時代 皇位の継承に敗れた惟喬親王がこの地に住まわれていた時、法華経の巻物の紐を引くと、巻物の軸が回転するのをヒントに轆轤(ろくろ)を考案発明。 そして轆轤を使い、木をくりぬいて、椀や盆などを作ら…

米原市醒ヶ井を流れる地蔵川。一年を通して水温14℃前後で、とても清らかな川にしか育たない梅花藻が、今 可愛らしく花を咲かせています。 この川に足をつけると、冷たすぎて痛いという感覚。38度の酷暑でほてった体を、一気に冷やしてくれます。

秋の気配

毎朝 家の周りをぐるっと散歩。今朝からいっせいにツクツクボウシが鳴き始めました。日中は危険な暑さが続いていますが、少しずつ季節が進んでいるんですね。

逢坂の関

これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関 蝉丸 逢坂の関は、会者定離(えしゃじょうり) (会えば必ず別れがあり、別れてはまた出会いがある、この世は無常だ、という意味)の場として、いろんな歌に詠まれ、物語の大切な場面に登場してきまし…

立秋

秋の七種のひとつ なでしこ カワラナデシコの異名がヤマトナデシコ。 態度や表情が穏やかで、容姿端麗、清楚で言葉使いが美しい女性を指して、ヤマトナデシコと言われます。理想の女性像ですね。

ご当地うどん

日本全国津々浦々 ご当地うどんはいろいろあれど、 伊勢うどん、コシのなさはNo.1かな。 1時間ほどかけて茹でられた、ふわふわのうどん。神宮へ長旅をしてきて疲労がたまっている人向けの食事として、消化が良くなるように麺を柔らかくしているそうで・・具…

伊勢の名物

みんな大好き赤福餅赤福という名前は「赤心慶福(せきしんけいふく)」という言葉からきているそうです。赤心慶福とは、伊勢神宮をお参りされる方々のお心を表した言葉で「赤ん坊のようなうそいつわりないまごころを持って自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味…

暑中お見舞い申し上げます

やっと梅雨があけました。蝉が勢いよく鳴いています。

かさぶた

喉を潤してくれるメロン 美味しいメロンを作るには、 ①水や肥料を与える→外側の皮が伸びる②水や肥料を絞る(控える)→皮が引き締まり硬くなり、伸縮性がなくなる③水や肥料を再度与える→皮は硬いままで、中身だけが充実していく④皮が破れてヒビが入る (外側の…

水玉

なかなか晴れない空 100均のスマホマクロレンズで遊んでみました

酒饅頭

今日のおやつは酒饅頭。「餡がなかったから、羊羮を刻んで入れてみた」と母。 その工夫がすごいなぁ、やるやん! と、いつも感心します。 酒粕たっぷりで、ほんわか酔っぱらい、一二三(うたたね)しちゃいました。

朝顔

庭に咲く朝顔、瑞々しく撮れました。なかなか梅雨があけませんね

土用丑の日

鰻は昔から滋養強壮の食べ物だったようです。 万葉集に、「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻とり食(め)せ」 巻16‐3853 「痩す痩すも 生けらばあらむを 将(はた)やはた 鰻を漁ると 河に流れな」 巻16‐3854 この2首は、大伴家持が、とって…

祇園守

真っ白な木槿(むくげ)、祇園守。中心部の蕊(しべ)が十文字になり、八坂神社で授与される護符の「祇園守」と似ているところから名付けられたとも、五弁の花が八坂神社の神紋と似ているからともいわれています。 今年はいろんなお祭りが中止や縮小で、とても…