葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雪化粧

うっすら雪化粧のメタセコイヤ並木 「隔て行く世々の面影かきくらし 雪とふりぬる年の暮れかな」 藤原俊成女(ふじわらのとしなりのむすめ) (振り返ればいろいろなことがあったけれど、 この降る雪が空を覆い隠してしまうように、 昔の面影を忘れさせてくれ…

年の瀬

年の瀬 おしつまって参りました。 「瀬」とは、川の流れの速いところ。12月に入り、なんと日々の流れの速いことか・・あれも これも と、やり残したことがいっぱい。 ここで 小林一茶の句を。「ともかくもあなたまかせの年の暮」(じたばたしたってしょうがな…

merryChristmas

天皇誕生日の今日、ご縁があり白駒さんの講演会に寄せていただきました。 「夢は自分のもの、志は次に繋がるもの」日本、そして日本人の精神について、心揺さぶられる講演でした。 講演のあとは懇親会。 これまたびっくりのご縁の繋がりがたくさんあり、楽し…

明智越え

「敵は本能寺にあり」と、反旗を翻した明智光秀が通ったとされる明智越え霧立ち込める登山道見晴らしのよいところに出ると、素晴らしい雲海が広がっていました。 今日は冬至。柚子の里と呼ばれる水尾の集落を眺めながら、季節はずれの暖かい日差しを浴びると…

アイスクライミング

待ちに待った 氷のシーズン到来~腕パンパンながら、なんとかクリア いっぱい遊んだ後は、 温かい山小屋のご飯をいただき、楽しい夜が更けてゆきます。

初雪

雪が舞う冷たい朝です。 「うまさうな雪がふうはりふうはりと」小林一茶空の上から、おいしそうな雪が、ふうわりふうわりと降ってくる(^-^)

正月事始め

冷たい雨の朝となりました。 今日は13日。 本格的に新年の準備を始める日を迎えました。 年神様を迎える神聖な行事のひとつ煤払い(大掃除)やお餅つきなどのニュースを見ると、 年の瀬を感じ、なんとなく気忙しくなってきますね。

鳰の湖

今から約400万年前に誕生したと言われている琵琶湖。 湖の世界では極めて古い部類に入り、バイカル湖、カスピ海に次いで琵琶湖は世界で3番目に古い湖だそうです。 冬の朝の静かな琵琶湖・・「浮き沈む鳰の波紋の絶間なく」高浜虚子 鳰(にお)とは潜水が得意な…

水仙

「日についでめぐれる月や水仙花」 高浜虚子 ナルシスト(自己陶酔)という言葉は、水仙の花が関わっているのをご存知ですか? 昔々 とても美しい女性が、ある男性に恋をしますす。 しかしその男性は、絶世の美女か告白しているにもかかわらず自分の姿が映って…

雪輪紋様

今日は愛知県稲沢市の善光寺 東海別院 で、お香の会がございました。まだ紅く残る紅葉が綺麗です。 ご用意くださったお菓子には雪輪紋様の焼き印。 ふわふわぁ まるで淡雪のような食感で、 大雪を迎えた今にぴったりのお菓子でした。 これが雪輪紋様。くぼみ…

大雪(たいせつ)

季節はまたひとつ進み、二十四節気「大雪」になりました。 里山や平地でも雪が降る頃となり、 今朝もキーンと冷えた空気が気持ちいいです。

富士の山

3日(土) 東京の国立能楽堂で狂言の舞台に立たせていただきました。応援に駆けつけてくださった方々、ありがとうございました。 両親と東京への珍道中(^-^) 行きも帰りも美しい富士山の姿を見ることができ、感激!富士は「無事(ぶじ)」「不死(ふし)」に通…

橘始黄

七十二候「橘始黄」(たちばなはじめてきばむ) 「常世物この橘のいや照りに わご大君はいまも見るごと」大伴家持(常世の国から伝来した橘の実がいよいよ輝くように、わが君はいつまでも栄えるであろう) 熱海で迎えた朝。 不老長寿の果実 橘が、温かい陽射し…

師走

暦が12月に変わると、京都の街は観光客の波ひき、一気に年の瀬モードに入ります。 「師(僧)が走る」 日本には昔から年末になるとお坊さんに自宅まで来てもらい、お経を唱えてもらう風習がありました。 年末はとっても忙しく あっちこっち走り回るお坊さん…