2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると言われるように、ついこの間 新しい年を迎えたばかりでしたのに、今日でもう二月も終わりです。 七十二候は「草木萌動(そうもくめばえいずる)」 草木が芽吹き始める頃となりました。 昨日はとても温かでしたが、今日…
あしびあり 残る雪あり たたずまひ 高浜虚子
菅原道真公は、903年2月25日 太宰府で亡くなられました。 「東風吹かば匂いおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と庭の梅の木に声をかけて京都を離れたのですが、 何も声をかけてもらえなかった桜は、すねて枯れてしまったとか。 「梅は飛び桜は枯れる世の…
七十二候 ひとつ季節が進みました。なんとなく霞んでぼんやりとしている山々。 春の景色のひとつですね。 霞は夜には朧と表現を変えす。その景色は新しい季節を迎える喜びや、侘びさび、風流、男女の仲にも例えられ、切ない歌がたくさん伝えられています。 …
鳰の海は、琵琶湖の古称。 鳰とは、水鳥 かいつぶり のことです。 「鳰の海や霞のうちにこぐ舟の 真帆にも春の景色なるかな」 式子内親王(湖に霞がたち、その彼方には帆を広げて進む舟。あぁ のどかな春の景色だなぁ)
ひねもすのたり のたりかな 一日中 のどかに~ゆるやかに~ゆったりと~✨
月にむら雲 花に風思い通りにならないこと、良いことが長続きしないこと、という意味のことわざ だからこそ美しい✨
ノーベル賞授賞式の晩餐会で出されたお酒です。私の故郷 兵庫の米 山田錦と宮水で作られたお酒が、世界の人を酔わしているなんて素敵です。実家にて。あぁ 美味しい~
今日から雨水(うすい)雪から雨に変わり、大地は潤い、光も春らしさを増してきます。あぜ道は霜や氷が溶け、ぬちゃぬちゃに。 歩くと泥だらけになってしまいますが、これも春の証し。 つちのしょう うるおいおこる・・春を感じる大好きな言葉です。
青い空なのに、どこからともなく雪がちらちらと舞っています。そんな状態を「風花」といいます。 かざはな・・綺麗な言葉ですね。
滝が凍った現象を氷漠(ひょうばく)といいます。今年は例年になく暖かな冬でしたが、それでも御在所や奈良の大峰、裏六甲など関西圏でも、氷漠が見られます。 先日の大峰の様子。 迫力ありますよ~
昨日とは一変、寒い朝です。「余寒」とは、立春後に残る寒さのこと。そして三寒四温は、ちょうど今 使う言葉となります。少しずつ春に向かっているとはいえ、この寒さは身体にこたえますね。 ご自愛くださいませ。
七十二候「うおこおりをいづる」だんだんと暖かくなり、湖や川の氷の割れ目から魚が跳ね上がる季節。 太陽の光に春らしさを感じ、魚たちの動きが活発に。 光も水面も魚もキラキラ。 そして間もなく雨水。 土筆も出始める頃でしょうか。
大阪をちょっと散策。 天満宮の梅はまだ3分咲きくらい。 キラキラ水面を眺めながら橋を渡ります。 あっ「あさが来た」で一躍有名になった、五代様だ(^-^)
梅と鶯、昔から新春の取り合わせの良いものとして、親しまれてきました。私たちに春の訪れを気づかせてくれるので、梅は春告花、鶯は春告鳥という別名があります。七十二候は今日から「うぐひすなく」です。 小鳥たちも喜ぶぽかぽかしたお日様でした。
今日は旧暦12月29日 「大晦(おおつごもり)」、明日が旧暦元旦。 旧暦は月の周期で暦が定まりますので、一ヶ月は29日か30日。 29日で終わる日を「晦(つごもり)」、 30日で終わる日を「晦(みそか)」と、読み方が変わります。 さて今年は旧暦の元日の前に立春を…
「袖ひちてむすびし水のこほれるを 春立つけふの風やとくらむ」紀貫之(夏の日 袖を濡らしてすくった水は、冬は凍ってしまったが、今日の春の風でとけてゆくだろう) 立春の柔らかな日射しの中、紀貫之が祀られている福王子神社をお詣りしました。
日射したっぷり立春の朝をむかえました。「東風解凍」はるかぜこおりをとく心も身体も寒さから解き放たれる言葉ですね。 ほら、薄氷がとけているのがわかりますか?
古来より伝わる魔除けのひとつ 柊鰯に、熊野古道として知られる熊野の那智黒石を含む鬼の面。無病息災を願い豆まきをして、いい夢を見て、新しい春を迎えましょう。
縄文時代から食されてきた牡蠣。カキという名前は、岩にくっついた貝を「かき落とす」、殻を「かき砕いて取る」からだとか。 海のミルクと言われるだけあって、栄養満点。 特に味覚障害の予防になるという亜鉛や、疲労回復・スタミナ増強を促すタウリンが豊…