葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

朔風払葉

きたかぜこのはをはらう 比良山は雪の帽子を被り、冬支度。

香りのコラボ

紅葉真っ盛りの京都。ワインのための漆器 アール・ド・テロワールの新作発表&展示販売会 が行われました。そこで香道をご紹介。 香りに満たされたひとときをお過ごしいただきました。

朝日に照らされて

我が家からバス停までの道この木々の下を通ると、今日も一日頑張ろう という気持ちが湧いてきます。皆様もいい一日でありますように。

朱華色

鳥たちの囀りで目が覚めると、まさに今、一日が始まろうとしていた。朱華色(はねずいろ)、美しい言葉だ…

月食

京都は快晴、美しい夜空です。今夜は皆既月食。 今、お月様がとっても小さくなっています。 昔の人は、想定外の月を見て、この世の終わりかと思ったことでしょうね。 「いむといひて 影にあたらぬ 今宵しも われて月みる 名や立ちぬらむ」西行(世間の人々は…

きょうと魅力再発見

「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」京都府民が京都府内に旅する時に、割引が受けられます。 感動のホテルに出会いました。階段状のフロントロビーには、京都に特化した本がずらり。階段に座って、コーヒーを飲みながら、夜はお酒を飲みながら、ゆっくりた…

休養日

休養とは、休息よりも長い時間の休みで、心身のエネルギーをチャージすることを指します。 気分転換にウォーキング。 裏山から我が街を見下ろして。

はじらい

10月半ばの吉田山荘そして今日の吉田山荘の木の葉は、 はじらうように、少し紅くなっていました。 毎月第三火曜日は、こちらで百人一首のお話をしております。窓からの景色を楽しむだけでも、素敵な時間です。

90歳の秘密基地

秘密基地に籠もって、食事も忘れて、こそこそ何かを作る父。

枇杷の花

11月の花、枇杷の花。目立たずひっそりと咲き、ほとんどの人が気付かず通り過ぎてしまう、そんな枇杷の花。 「冬の日は木草のこさぬ霜の色を 葉がへぬ枝の花ぞまがふる」 藤原定家(冬の日は霜が降りて、どの草木も全て枯らしてしまうのに、 葉替えをしない…

木の間の月

木の間より漏りくる月の影見れば 心づくしの秋は来にけり (よみ人知らず)

落葉

まばらなる槙の板屋に音はして 漏らぬ時雨は木の葉なりけり 藤原俊成 ぱらぱらぱら… 時雨てきたな、と思ったけれど、 あぁこれは木の葉が舞い落ちてくる音だったのだなぁ 昨日は強い風が吹き、外は落ち葉だらけ。

立冬

「風流は寒きものなり」 という言葉を思い出し、この本を開いてみる。 西洋の文化では可能な限り部屋の隅々まで明るくし、陰翳を消す事に執着したが、いにしえの日本ではむしろ陰翳を認め、それを利用することで陰翳の中でこそ映える芸術を作り上げたのであ…

紅葉狩り

南禅寺三門三門とは、仏道修行で悟りに至る為に透過しなければならない三つの関門を表す「空、無相、無作」の三解脱門を略した呼称です。 山門とも書き表され、寺院を代表する正門です。 三門の上から紅葉狩り

むべなるかな

夜久野町で栽培されたムベをいただきました。 昔 天智天皇が狩りに出掛けた折、子沢山の元気な老夫婦に出会いました。 老夫婦の長寿の秘訣は、この紫色の実。 一口召し上がった天智天皇は、「むべなるかな(もっともなことだ)」とおっしゃったそうです。こ…