2021-11-11 枇杷の花 11月の花、枇杷の花。目立たずひっそりと咲き、ほとんどの人が気付かず通り過ぎてしまう、そんな枇杷の花。 「冬の日は木草のこさぬ霜の色を 葉がへぬ枝の花ぞまがふる」 藤原定家(冬の日は霜が降りて、どの草木も全て枯らしてしまうのに、 葉替えをしない枝に咲く枇杷の花だけが、霜の色と見まちがえるようにさいている。)「日は」と「枇杷」が掛詞となっています。