葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

利休忌

美しい気品を備え しみじみとした情趣が漂う余情美、『幽玄』。 平安時代の終わりから鎌倉にかけて生きた、藤原俊成が確立した歌の世界。 その後、能楽・禅・連歌・茶道・俳諧など、中世・近世以来の日本の芸術文化に影響を与え続けてきました。 今日は千利…

山の四季

春、山笑う夏、山滴る秋、山粧う冬、山眠る

山女子会

昨晩は名古屋で山好き女子の集まりでした。 年齢も仕事も関係なく、同じ趣味で話に花を咲かせたひととき。笑顔が弾けてます(^-^) さぁ いろんな山に挑戦するぞ~

梅の香

「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」道真公 今日は道真公の命日。 梅の見頃にはまだ過ごし早いですが、ちらほら咲いている梅の香りが、あたり一面を春色に染めています。

春の夜の月

今日から七十二候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」に入りました。綺麗な夜空です。「雲なくて朧なりとも見ゆるかな 霞かかれる春の夜の月」西行

初音

川原で「ホーホケキョ」鶯の声を聞きました。小さな花も開き、あちこちに春が(^^)

春一番

春一番とは、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風。 春一番が吹いた日は気温が上昇しますが、そのあとはまた冬型の気圧配置となり、寒さが戻ります。 今日、九州から北陸にかけて「春一番」が観測されたようです。 昨日も今日も気温が高く…

椿餅

源氏物語 若菜上に、 蹴鞠ののち、饗宴が催され“椿餅”の名が登場します。 「わざとなく、椿餅、梨、柑子やうのものども、さまざまに箱の蓋どもにとり混ぜつつあるを、若き人びとそぼれ取り食ふ。」(訳:気楽に、椿餅、梨、柑子のような物が、いろいろないく…

雨水

季節がひとつすすみ、「雨水」となりました。空から降ってくるものが雪から雨へと変わり、凍りついた大地は緩み始めます。 雨水の初候は、『土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)』土脉とは大地のこと。 溶けた氷で大地がぬかるみ、歩くとヌチャヌチャ春の…

八ヶ岳三昧

大自然の芸術。 どんなにしんどくても、怖くても、この景色に出会えばまた行きたくなります。

日本一の山

昨日 晴天に恵まれ赤岳(2899m)登頂!山頂から見えた富士山 日本一の山に感動です!

天子南面

そろそろ雛人形を飾るころですね。 お内裏様とお雛様 ふたり並んですまし顔~♪ 「天子南面して東に座す」 皇帝や天皇は、北極星(不動の存在)を中心に見立て、南に面して君臨するという中国の思想により、太陽が昇る東が上座(向かって右)となります。明治に入…

春の雪

うっすら雪化粧の朝となりました。 「山深み春とも知らぬ松の戸に 絶え絶えかかる雪の玉水」式子内親王 春が来たことが感じられない雪深い山奥の小屋。 ある朝その雪がわずかに緩み、すきとおった雫がひとすじ松の戸をつたう。 太陽が当たり、その雫はキラキ…

三寒四温

昨日とは一変、寒い朝です。 こんなときよく使う言葉「三寒四温」。 元々は中国の東北部や朝鮮半島の北部に現れる現象で、日本でははっきり三寒四温となることは、ほとんどないそうです。 それでも「三寒四温」という言葉には、寒暖を繰り返しながら少しずつ…

うちの子(^^)

今日はお日さまぽかぽか 父が呼ぶと帰ってきます。 長閑(のどか)な昼下がりです。 でも「長閑(のどか)」は、4月の季語。 今の時期に使うのは、ちょっと早いですね(^_^;

ハコベ

春の七草のひとつハコベ(ハコベラ)。 土手の日だまりで花を咲かせていました。 ハコベは薬草でもあり、 昔から血の道を司どる植物といわれてきたそうです。 ハコベ塩は、昔の人の歯磨き粉。 歯ぐきの出血、歯槽膿漏の予防に効くそうですが、 我が家では、小…

初午大祭

稲荷大神が稲荷山に初めてご鎮座になった和銅4年(711年)2月の初午の日にちなんだお祭。 稲荷山の杉と椎の枝で作った“青山飾り”があちこちに飾られています。 また参拝者には「しるしの杉」が授与され、商売繁盛・家内安全を祈ります。 「きさらぎやけふ初午…

春の香り

事八日(ことようか)

2月8日と12月8日を事八日といいます。 年末、神様を迎えるための正月の準備を始めるのが12月8日の「事始め」で、後片付けを全て終えるのが2月8日の「事納め」。 神様に関する一連の「事」の期間が終わると、春を迎え田畑を耕す時期となり、人々の日常生活が…

霞立つ

今朝の亀岡は、あちこちが凍りつき、霞に包まれ真っ白です。こんな日は、きっとお昼頃にはちょっと春めいたお陽さまを感じるはず。 「霞立つ春の山辺は遠けれど 吹きくる風は花の香ぞする」 在原元方 (霞みがかかり遠くの山は見えないけれど、吹いてくる風に…

立春

けふ明けてきのふに似ぬはみな人の 心に春ぞ立ちぬべらなる (紀貫之) (今日の朝を迎えて、昨日とは違うなぁと感じるのは、人々の心に春がやってきたからだなぁ) まだまだ寒いですが、立春を迎えたとたん、なんとなく浮き足立つのは、昔も今も変わらぬようで…

節分

明日は立春。冬から春への季節の変わり目には、邪気(鬼)が生じると考えられており、それを追い払うための悪霊ばらい行事が行われます。 魔を滅するために「マメ」をまく。 鰯の頭を柊に挿して、臭いで撃退。 恵方を向いて、切っていない巻き寿司を食べて、…

氷壁

細ーぃ山道をくねくね クネクネ、辿り着いたところには氷の壁~ 新しい世界にチャレンジ~ はまりそう(^-^) おやつ(^^)v

如月

二月を「きさらぎ」というのは、寒さで着物を更に重ねて着ることから「着更着(きさらぎ)」気候が陽気になる季節で「気更来(きさらぎ)」草木が生えはじめる月で「生更木(きさらぎ)」草木の芽が張り出す月で「草木張り月(くさきはりづき)」が転じたと…