葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夏越祓

水無月尽 「風そよぐならの小川の夕暮れは 御祓ぞ夏のしるしなりける」 上半期の穢れを祓い、明日からの下半期の無病息災を願ってお詣り

睡蓮

スイレンは、朝になると花を咲かせ、夕方にはまた花を閉じます。 それを3日ほど繰り返した後は、水の中に沈んでしまい、枯れてしまいます。 夜の間はまるで眠っているかのよう・・「睡蓮」の由来です。 六甲山の森林植物園へ、ゆるりハイキング 可憐な睡蓮…

播州清水寺でお香の会。 今日は螢をテーマに香りを楽しみました。お菓子はこちら。 いつもテーマに合わせて、趣向をこらして作ってくださいます。 たくさんの方のご参加、ありがとうございました。 次回は秋。 年に二回ですが、皆様にお会いできるのを楽しみ…

カタツムリ

今日は雨、カタツムリを結んでみました。 名前の由来のご紹介蝸牛・・渦(うず)巻いている貝を背負い、牛のような角のある虫。かたつむり・・かた=笠、つむり=つぶら→笠をかぶった、丸くて小さいもの。でんでん虫・・出出虫→角出せ♪頭出せ~♪

沙羅双樹

教林坊の沙羅双樹 祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし (祇園精舎の鐘の音は、全てのものは移り変わるという「諸行無常」をあらわす響きである。 お釈迦さまがなく…

夏至

昨晩 晴れたところではストロベリームーンが見られたとか。日中 太陽が高い位置にあり、夜 月が低いところに見られる夏至のころにだけの 赤みがかったお月様。残念ながら、私のところでは強い雨が降っていました・・ これは昨日、川のそばで見つけた蕨。 蒸…

清流

梅雨の晴れ間に水遊び滋賀県 永源寺の奥の清流です。

お香日和

教林坊でお香の会雨が滴り、湿度が高く、 こういう日こそ「お香日和」

氷のお菓子

期間限定、氷を模したお菓子を買い求めました。 鶴屋吉信製の御所氷室 昔は旧暦6月1日に氷室開きが行われ、宮中に献上されていました。一般庶民には手の届かない贅沢品ですので、かわりに氷を模したお菓子をいただき、涼みます。 今日の京都は、34度まで気温…

釜山の味

大阪から580キロ 釜山食の旅。 辛すぎず、優しい味も多く、ついつい食べ過ぎ・・

64 ロクヨン

昭和64年の1月7日の朝のことは、はっきり覚えています。そして平成が始まりました。 話題の映画 64 後編はまさかの展開で、ぼやっとしていると、ついていけません(笑) あれ? あれれ?? という場面が多々あり、もう一度観に行かなくては・・と思っています…

葛焼き

京都 夏の定番のお菓子、葛焼き葛粉を固めに練って形づくり、表面を焼いたもの。固すぎない弾力と、口の中でなめらかにほどけてゆく葛。 梅雨どきにぴったりのお菓子です。

はちす

三室戸寺は花の寺と呼ばれ、四季折々の花が楽しめます。境内の紫陽花は今 見頃。 そして本堂の前の250もの鉢に植えられた蓮が、つぼみをつけています。 「はちすはのにごりに染まぬ心もて なにかは露を玉とあざむく」僧正遍昭光が当たり、露がキラキラ 宝石…

花の寺

京都の花の寺と呼ばれる三室戸寺。 今 アジサイが見頃です。 境内の茶屋でいただいたかき氷もアジサイ(^^)

五月雨

朝からずっと降り続く雨。一日中 ほととぎすの寂しげな声が聞こえていました。 「五月雨にもの思ひをればほととぎす 夜深くなきていづちゆくらむ」紀友則(五月雨の夜、物思いに沈んでいると、ほととぎすの声。いったいどこへゆくのだろうか。 私もあの人の元…

お稽古

稽古とは、「古(いにしえ)」を「稽(かんがえ)」、今すべきは何かを正しく知る ということ。 昔から芸事は、6才の6月6日から始めるのが良いとされてきました。指を折って数を数えると、6 は小指が一本立つので、 「子が立つ」「一人立ちする」縁起が良い日で…

大阪迎賓館

1995年 APECが大阪で開催されたときに使用された、大阪迎賓館。 大阪城 西の丸庭園内にあります。 この度 一般にも公開になりましたので、視察に。 父、姉、私の三人でのお出掛けは人生初かも。 6月は 父の日&父の誕生日。 いい記念となりました。

おすし

鮓、鮨、寿司・・ 敷居の高い高級店や、お手軽にいただける廻る寿司、そしておやつにもなる巻き寿司。みんな大好き「おすし」は、夏の季語です。もともとは魚を塩漬けや粕漬けにした夏の保存食のが「鮓」。 高槻の摂津峡で涼みながら、高槻で話題の具がたっ…

ほたる

「もの思へば沢の螢もわが身より あくがれいづる魂(たま)かとぞ見る」和泉式部 たくさんの恋に生きた和泉式部。 晩年 娘に先立たれた悲しみ、夫の夜離れの寂しさ、身も心も疲れ 貴船神社を詣でます。 ふわり ふわりと飛ぶ螢。 あぁ、私の魂のようだ・・