葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

天地始粛

関東・東北地方は、台風10号の影響が心配されますね。 こちらは爽やかな青空が広がり、涼やかな風が吹き、ツクツクボウシの声に秋を感じています。 七十二候は「天地始粛(てんちはじめてさむし)」天地の暑さがようやくおさまり始める頃。「粛」は縮む、しず…

秋暑お見舞い

窓から入ってくる風が、今日はとても涼しいです。 「秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」藤原敏行(秋が来たと目にははっきりと見えないけれども、風の音に秋の到来を感じてはっとした) 処暑が過ぎ、秋の気配を感じる頃となりました…

夏休み

黒部川源流を目指してしばらく山にこもっていました。 長~い 果てしなく長い稜線をひたすら歩きます。 絶景はそうたやすく我々を近づけてはくれません… 雷鳥とご対面 北アルプスの水は冷たいっっっ 川の中をじゃぶじゃぶ歩いたり、ときには泳いだり、いくつ…

香の物

名古屋市郊外にある萱津神社。 日本で唯一 お漬物を祀っている神社では、今日8月21日 「香の物祭」が行われます。 昔むかし、毎年 秋になると五穀豊穣に感謝して、大地から採れる野菜と、海から採れる塩を神様にお供えしていました。しかし、せっかくの供物…

俳句の日

今日 8月19日は、819でバイクの日。そして俳句の日。 「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉 誰もが知っているこの俳句。 1926年 歌人の斎藤茂吉が、この蝉はアブラゼミだと唱えたことで、論争が起こったようです。 アブラゼミなのか、クマゼミなのか、は…

送り火

(左大文字) 8月16日 送り火。お盆に帰ってきた死者の魂を、現世からふたたびあの世へと送り出す行事ですので、 大雨洪水警報が発令されていますが、いつも通り行われています。 送り火が終わると、京都に秋がやってきます。

がんばれ日本!

オリンピックも中盤となりました。 きっと日本中のみなさんが、早朝から深夜までテレビにかじりつき、がんばれ ガンバレと応援していることでしょう。 ところで、「にっぽん」?「にほん」? どちらも多く親しまれているため、日本政府は正式な読み方をどち…

君が代の日

オリンピックや高校野球で活躍する選手の姿に感動の毎日です。 今日は君が代の日。 君が代の歌詞の元となる歌が、905年 古今和歌集 賀の歌にあります。 「わが君は千代に八千代にさざれ石の いはほとなりて苔のむすまで」詠み人しらず 「君が代」は、1893年8…

祝 山の日

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを主旨として制定されました。 (去年、上高地から穂高へ向かう時の写真) さぁこの夏は、沢を登りながら雲の平へ挑戦を計画中。 4日間の持久戦です。

六道参り

あの世とこの世の境目 六道の辻といわれるところにある六道珍皇寺では、 8月7日から10日まで、「六道参り」が行われます。 お盆に先祖の霊が冥土から迷うことなく戻ってこれるようにと、「迎え鐘」を鳴らします。 この鐘、撞く のではなく、引く のですよ。 …

イカ いっ杯

和歌山でイカ釣り 遠い台風からのうねりで、私はすぐに撃沈… さて、イカを1杯、2杯・・と数えるのは、 「杯」という漢字にヒントが隠されていると考える説が有力です。「○○杯」と書かれた優勝カップやトロフィー。 漢字の「杯」は胴の部分が丸く、中に水など…

行合の空

今日も猛暑日でしたが、暦の上では立秋を迎えました。 古今和歌集 夏の最後の歌 「夏と秋と行きかふ空のかよひ路は かたへすずしき風や吹くらむ」(去りゆく夏と訪れる秋が行き違う空の通り路では、片方にだけ涼しい風が吹いているのだろうか。) 夏から秋へと…

おがたまのき

招霊(おがたま)の木。 日本神話において、天照大神が天岩戸にお隠れになった時に、天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手にしていたとされ、 古くは榊などとともに神前に供える木として用いられました。 また果実がはぜて中の真っ赤な種子…

夏の醍醐味

沢&キャンプ 50mの滝、さぁどうやって登ろうか・・と、思案中(^^)

オニバス咲く

オニバス、京都府下唯一の自生地 亀岡で2年ぶりに開花。 ちっちゃい花が見えますか? http://s.kyoto-np.jp/local/article/20160728000069