名古屋市郊外にある萱津神社。
日本で唯一 お漬物を祀っている神社では、今日8月21日 「香の物祭」が行われます。
昔むかし、毎年 秋になると五穀豊穣に感謝して、大地から採れる野菜と、海から採れる塩を神様にお供えしていました。
しかし、せっかくの供物もすぐに腐ってしまうので、ある時 瓶に入れて供えたところ・・
野菜と塩が作用して、ほどよい塩漬になったのです。
これを神様からの贈り物として尊び、諸病の免除、万病快癒の護符として、また、保存食品として蓄えるようになっとさ。
これがお漬物の誕生です。
ところで、お漬物を「香の物」というのはなぜ?
これは香道に関係しています。
たくさんの香りを聞き分けて遊ぶ香道。
鼻が麻痺してきたときに、大根を食べると嗅覚の鋭さが戻ってくるとか。
しかし昔は年中 生の大根があるわけではないので、塩漬けした大根を食べていました。
ここから「香の物」という言葉が生まれたようです。
こんなもの見つけました
お漬物がサンドされたパン。
お漬物の進化形でしょうか…