葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

水無月尽

「思ふことみなつきねとて麻の葉を きりにきりても祓へつるかな」和泉式部(水無月の晦日、私の煩悩が全てなくなってしまいますように と、麻の葉を細かく切って御祓いをし、心から願ってまいりました) 夏越祓えの今日、私も上半期の穢れ・煩悩を浄めて参りま…

初夏の香会

西国25番札所 播州清水寺で、お香の会がございました。 初夏と秋 年に2回ですが、お蔭様で13回目となりました。 雨上がりの緑がイキイキ。 時折差し込む太陽がキラキラ。 百人一首 夏の歌のお話と美しいお菓子で、皆様ニコニコ。 次回は10月25日(日)です。

鯖街道

若狭から京へ、海の幸を運ぶ街道、鯖街道。 出町柳付近 鯖の腐敗を防ぐため塩でしめ、この街道を通り丸一日かけて京へ着く頃には、丁度よい塩加減になっていたといいます。 大陸の表玄関であった若狭から、鯖だけでなく、いろんな文化が京都に伝えられたんだ…

荷蓮(かよう)

「蓮葉(はちすは)の濁りに染まぬ心持て何かは露を玉とあざむく」僧正遍昭(蓮の葉は、濁った水の中に生えていながらそれに染まらずきれいな心を持っているのに、 葉の上の露を玉に見せかけて人の目を欺くのはどうしてだろうか。)葉の上でコロコロ転がる露。 …

夏越天神

今日は菅原道真公のお誕生日。 (父も誕生日。年男、無事84才をむかえました(^^)) 毎月25日は天神さんの日で、たくさんの市で賑わいますが、特に今日は「夏越天神」(なごしてんじん)といい、上半期の身の穢れを浄め、下半期も無病息災で過ごせるように願いを…

五月晴れ

旧暦5月(今の6月) 梅雨の合間の晴れを、五月晴れといいます。 そんな昨日は、比良山の沢で水遊び。

夏至

いつの間にか月日は流れ、今日は夏至。 これから少しずつ日が短くなってゆくのかと思うと、ちょっと寂しくなります。 「ただ過ぎに過ぐるもの、帆かけたる舟。人の齢。春、夏、秋、冬」枕草子

忘れ花

時節がすぎてから咲く花。帰り花・返り咲き・狂ひ咲き・二度咲き などとも言います。 藤の忘れ花。 もう一度 可憐な姿を見れて、ちょっと得した朝でした。

青楓

教林坊でお稽古がある日は、いつも母がお弁当を作ってくれます。 季節が必ず添えてあり、母を感じる瞬間でもあり、この日を楽しみにしています。 思春期の中学時代は、そんなお弁当を恥ずかしいと思った頃がありましたが・・(^^;

山の生き物たち

奥秩父

梅雨真っ只中なのにお天気に恵まれ、百名山ふたつ、金峰山(きんぷさん)・水牆山(みずかきやま)に登頂! 山ご飯は、すき焼き(^^)

有明の月

「ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞ残れる」今日は旧暦4月28日。 ほととぎすは夏を告げる鳥。誰よりも早く鳴き声を聞きたくて、昔の人は夜通し待っていたとか。 この歌にある「有明の月」は、明け方東の空に浮かぶお月様のこと。 旧暦25~29日…

さみだる

雨ですね旧暦の5月ごろの長雨を「五月雨(さみだれ)」といいます。(今の梅雨ですね)「さみだれ」の「さ」は、「皐月(さつき)」や「早苗(さなえ)」と同じ語源で、稲作にまつわる古語です。 「みだれ」は「水垂れ」で雨のこと。 和歌では、「さみだれ」→…

凛と

由比が浜

鎌倉 由比が浜に、ひっそりと佇む歌碑。 鎌倉幕府三代将軍 源 実朝(みなもと さねとも)は、12才で将軍になったものの、実際には北条氏のあやつり人形。 政治よりも、京都の風流な文化に憧れ、藤原定家に和歌を学んでいたそうです。 「世の中は常にもがもな渚…

アジサイ咲く鎌倉へ

急な思いつきで、夜行バスを予約して、鎌倉へ。 早朝の長谷寺は静かで、空気が澄んでいて、ゆっくり紫陽花を愛でることができました。 0泊3日の旅、これもまた良しです(^^)

清掃登山の日

私は地元のお山へ。 私の家が見えるカナ 美しい自然を、美味しい空気を 守り、次の世代に繋げていきたいですね。

小波会 報告

昨日の小波会は、百人一首の夏の歌をご紹介したあと、 みんなでエプロンに絵付け。 3時のおやつも皆さんのお楽しみ♪ 次回の小波会は、9月11日(金) 鉄板焼partyを企画中です。 皆さんいらしてくださいね~

吉田山散策

京都大学近くの吉田山、頂上あたりにひっそりと鎮座する竹中稲荷社。 ここに昔 在原業平が住んでいたことがあるそうです。 すぐそばの森の中の業平塚には、以前は供養塔があったようですが、もう今は何もありません。 「きみにより思ひならひぬ世の中の 人は…

梅雨入り

西日本、梅雨入りの発表がありました。これから1ヶ月半ほど、しばし雨とお付き合い。

涼を求めて

白山へ~ 雪いっぱい! 高山植物もいっぱい!