霧が立ち込め、薄暗い朝です。 (朝6時すぎの保津峡。電車の窓から) 「霜月に しものふるこそ だうりなれど 十月に じうはふらぬぞ」藤原定家の小さい頃の作のようです。 霜月に霜が降るのは道理だが、十月に十は降らない と言っています。 これに対して定家…

父が育てた落花生。でも両親ともに「南京豆」と呼びます。 私にはこの呼び方、馴染みがないんですけど・・ 落花生という名前の由来は、花が咲いて受精した後、地面にもぐって地中で実を付けることから。 南京豆は、18世紀初めに中国の南京から日本に伝わった…

何度訪れても心躍る上高地山はそろそろ冬支度です。

季節がひとつ進み、二十四節気の「霜降」となりました。 明日の朝は冷えるそうです。 温かくしてお休みください。 (上高地の朝)

桓武天皇が長岡京から平安京へ都を遷されたのは、 794年10月22日。平安京の誕生日である今日、時代祭が行われます。 1200年前、桓武天皇は小高い山から街を見下ろして、四神が住まいする京都に都を定めました。 その前の長岡京は「呪われた都」とも呼ばれる…

ぷりっぷりの銀杏が届きました。 銀色で実の形が杏に似ているので、ぎんなん。 即効性のある滋養強壮効果がありますが、 食べ過ぎには要注意。 たくさん食べると中毒症状を起こすこともあるそうです。 お酒が進む秋のおつまみですね。

変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは移り気らしい…

鎌倉時代の後期、中国の宋から「お茶の味を飲み分けて勝負を競う」『闘茶』という遊技が伝わってきました。 まず五種類のお茶の葉の香り、色、固さをしっかり確認します。そして順不同で、小さな湯呑みに茶が注がれます。100ｸﾞﾗﾑ 5000円の玉露 100ｸﾞﾗﾑ 3000…

雲海に浮かぶ富士の山 夢に見ると縁起がいいのは、「富士」が「無事」に繋がるから。 壮大で 威厳あり そして滑らかで なんて美しい姿でしょう。

今日は旧暦14日。 宵(夕方6時ごろ)を待つ間に出てくるお月様なので「待宵」また「小望月」ともいいます。 満月である望月より、ちょっと小さめのお月様なので。 今日は滋賀県 五箇荘で月見の宴がありました。篝火をたき、香を楽しんている間に、美しい月が上…

北八ヶ岳 白駒池

秋の実り、柿。 「嘉来(かき)」とも書き、 縁起の良い果実。 たくさん届きました(^^) 柿の渋みは、ポリフェノールの一種であるタンニンで、強い抗酸化力があり、体内の活性酸素をやっつけて、悪玉コレステロールの酸化や血管壁の老化を防ぎ、血圧を調整する…

10月から朝ドラが新しくなりました。私が生まれ育った辺りも出てくるようなので楽しみに見ています。 昨日、シナモンティーが出てきましたね。そういえば子供の頃、カップに鼻を近づけて、何度も何度も息を吸って匂いながら飲んでたなぁ・・ と、懐かしく思…

万葉の昔から親しまれてきたフジバカマ。以前はありふれたものだったようですが、今では自生するものは減少し、絶滅寸前種に指定されています。 柚子の里で有名な水尾では、フジバカマを栽培・保護しておられ、今 見頃を迎えています。 この花を好んで飛んで…

秋の深まりとともに変化してゆく気象状況露・霧・霜をイメージして作ってくださったお菓子 「三雨」 西脇 岩井堂製 昨日の清水寺 お香の会も、たくさん方にご参加いただき、ありがとうございました。こちらの会では 特にお菓子を楽しみにしておられる方も多…

全国の神様が出雲に集まる月なので、 出雲では神在月、その他の場所では神無月。 出雲では神様たちによる来年の重要事項が話し合われます。 天候や農作物の収穫、そしてメインテーマは「縁結び」だそうです。 明日10月2日、播州清水寺でお香の会が行われます…