葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夏告鳥

私の日常は、夜8時半に就寝、朝4時起床。まだ暗い空から聞こえてくる、ほととぎすの声で目覚めます。 「ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞ残れる」 今日は「香りと京料理で楽しむ歳時記」でございました。ほととぎすのお話と、趣向を凝らした美…

梶の葉の赤ちゃん

七月七日は七夕。天の川で隔てられた牽牛星と織女星は、月の舟に乗り、逢いにゆくのだとか・・ (鵲の橋を渡る という言い伝えもあります) 舟の「舵」と、「梶」をかけて、七夕には梶の葉に願いごとを書きます。 その梶の葉の赤ちゃん(^^)七夕までに、大きく…

雨上がり

「はちす葉のにごりにしまぬ心もて 何かは露を玉とあざむく」僧正遍昭

布引の滝

伊勢物語87段今から1200年ほど前、仕事でミスをした在原行平は、謹慎で須磨に居を構えていたことがありました。ある日、行平を励まそうと、弟の業平が布引の滝 見物に誘います。 「我が世をは今日か明日かと待つかひの 涙の玉と何れまされる」在原行平 (思う…

袖の香

夏蜜柑の花の香りに包まれて、ふとあの人を想う・・ 「昔の人の袖の香ぞする」 おみかんの赤ちゃん、わかりますか?

緑燃ゆ

緑燃ゆ 初夏の教林坊 《香道教林坊流 葭風会のFacebookページです。 こちらもご覧ください》 https://www.facebook.com/%E9%A6%99%E9%81%93%E6%95%99%E6%9E%97%E5%9D%8A%E6%B5%81-%E8%91%AD%E9%A2%A8%E4%BC%9A-672696779436105/

初音

明け方、ホトトギスの初音を聞きました。 「夏の夜の臥すかとすれば郭公 鳴く一声に明くるしののめ」紀貫之 (夏の夜、眠りについたと思ったら、 ホトトギスの声で目が覚めた… まだ夜中かと思っていたけれど、もう夜が明ける頃なんだなぁ・・」 夏の短夜を歌…

15日は葵祭 祭の日は、内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、 すべてを葵の葉で飾ります。 紐で葵の葉を結んでみました。

六日のあやめ

「六日のあやめ 十日の菊」(時期遅れで、役に立たないことの例え) ♪さだまさしさんの歌 「六日のあやめ」♪子供の頃から 遅れて咲いていた 六日のあやめと 笑われて泣いた 遅れまいとしたら 転んで怪我をした 十日の菊と あきらめて泣いたやっと大人になった…

立夏

木々の緑が一段と深みを増してきました。

六根清浄

久しぶりに両足院の座禅会へ。 雨上がりのお庭、 緑を抜けて来る風に身をゆだねて座り、 心と五感をひとつにする時間。 (六根清浄) ところで「どっこいしょ」という言葉は、霊山に登るときに唱える「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」が、 「どっこいしょ …

海遊館

久しぶりの水族館 可愛くて、癒されて、大人もしっかり楽しめました(^^)