葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今宮神社

明日はお詣りできそうにないので、 ちょっと早めに茅の輪くぐり。上半期の穢れを浄めて、下半期の無事を願います。 今から千年ほど前の一条天皇の御代、疫病が流行り、厄除けのために食べられはじめたと言われる あぶり餅。私もいただいて、厄除け。

橘の実

今から2千年ほど昔、 垂仁天皇の命により、田道間守(たじまもり)は常世の国(中国南部からインド方面)に渡り、不老不死の霊薬を持ち帰りました。 それは「橘」 5月中頃、花を咲かせ、おみかんの赤ちゃんが姿を現していました。その実が大きくなってきました…

紺色

昨日の地震で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。 余震が続いています。 こんな状況のときには、紺色を意識すると良いかもしれません。 気持ちを落ち着かせ、自分の内面と深く向き合うために役立つといわれる色、紺色。濃紺の紐で、邪気を祓う…

黄色

今日は雨が降ったりやんだりの、梅雨空。 こんな日は、光や太陽を連想させる黄色を身につけたり探してみると、元気が出るそうです。 薄い黄色の帯に合わせる帯締めを悩み中 少し早めにお稽古場についたので、植物園に立ち寄り、黄色い花を見てきました。

半夏生の庭

建仁寺 両足院の半夏生が見頃を迎えています。 雨上がり、緑がひときわ綺麗です。 美しいお菓子に出会いました。

雨上がり

昨晩の雨のお蔭で、緑がひときわ美しく目に映ります。紫陽花もイキイキ。 そんな日は、カタツムリの結びを飾りましょう

融神社

嵯峨天皇の第十八皇子 源融が祀られた全国で唯一の神社が、 滋賀県大津市伊香立南庄町にあります。 ほとんど車も人も通らない、ひっそりとしたこの地は、 源融の荘園だったそうです。 六条河原院の広大な敷地に住まいし、雅と粋を極め、 光源氏のモデルとい…

かき氷

旧暦六月一日は、「氷の朔日」とも言われます。 昔はこの日に氷室の扉をあけ、宮中に献上されました。 さて、暑い日に食べたくなる かき氷。 日本で一番古い記述が枕草子にあります。「あてなるもの。 削り氷にあまづら入れて、新しき金まりに入れたる」(と…