葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

ゆく年くる年

「近こうて遠きもの」師走の晦(つごもり)の日、睦月の朔日(ついたち)の日のほど。 大晦日と元日は続いているのにね、 暦が変わった瞬間から新しい清らかな気に包まれます。どうか新しい年は、コロナに負けない良い年になりますように。

雪中四友(せっちゅうしゆう)

雪中四友とは、蝋梅(ロウバイ)、玉梅(白梅)、茶梅(さざんか)、水仙 の4つの花のこと。 ほのかな香りが春を先取りしているようで、心が和みます。でも今夜から大雪予報が出ています。 皆様、お気を付けて年の瀬をお過ごしください。

難転

今年もあとわずかとなりました。 たわわに実った紅白の南天。「難を転じる」縁起の良い木。 来年は心から笑って過ごせる年になりますように。。

Merry X'mas

西宮

生まれ育った街は、いつ訪れても懐かしい匂いがします。その頃には気づかなかったことに、出会うこともしばしば。 西宮の市章は、真ん中はてん書の「西」、周りの模様は、「カタカナのヤが三つ」(みや)。 マンホールの蓋を よぉく見てみると、確かに 三つのヤ…

冬至

陰が極まり 陽に転じる日「一陽来復」 悪いことや災いが続いた後に、幸運が開けるようにと願うお守り。

合戦カレー

滋賀県安土城考古博物館 館内にあるレストラン ムエールでは、大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんで、 「合戦カレー」が熱い!『姉川の戦い』を表現しているこのカレーは、 白米の上のレーズンが浅井軍の兵、ターメリックライスの上のグリンピースが織田軍の…

天孫降臨の地

天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫、瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が神々の住む高天原から地上(日本列島)に降り立った日本建国神話のはじまり「天孫降臨」。その有力候補地とされる宮崎県の高千穂町。神様が宿る空気を感じます

熊本城

2016年4月の大地震で甚大な被害を受けた熊本城。まだまだあちこちに震災の爪痕が残っていました。今、地上約6mの高さを通る「特別見学通路」が設置されています。震災から復興しつつある力強い熊本城のように、コロナに負けず前に進みたいと思いました。

事始め

今年一年 無病息災で過ごせましたこと、感謝いたします。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

匂袋

しつらいセミナーで匂袋を作りました。 平安時代、疫病が流行る梅雨時に邪気を祓うために、薬草を束ねて屋根に葺いたり、柱に吊るしていたものを、袋に入れて薬玉として飾っていました。匂袋は、その薬玉を常に身につけていられるように、小型化したものです…

吉祥草

葉の陰にひっそりと咲く吉祥草(きちじょうそう)見つけにくい花なので、出会うと縁起がいい、ということからこの名前がつけられたとか。真如堂 吉祥院に咲いていました。 「吉祥」が重なり、まさに縁起がいい!

花手水

金戒光明寺の花手水コロナ禍だからこその、美しい出会いです。

メダカの学校

真如堂 吉祥院にて、本日 開催されます。どなたでもご参加いただけます。 お近くにいらっしゃいましたら、是非 お立ち寄りくださいませ。

師走

今年もクリスマスツリーが輝く時期になりました。 いくつになってもクリスマスって特別な響き。コロナ禍で疲れた心が癒されます。

冬支度

師走、山は眠りに入ろうとしています。 思いもよらない出来事が続いた年でした。 あと一ヶ月 元気に過ごせますように。。

宝尽くし紋様

福徳を呼ぶ吉祥紋様である宝尽くしを描いた香炉を作ってもらいました。 来春にはこの香炉で組香ができる日常に戻っていることを祈りつつ… 宝珠【ほうじゅ】:願いを叶える隠れ蓑・隠れ笠【かくれみの・かくれがさ】:体を隠し、危険から身を守る打出の小槌【…

冬の気配

時折 時雨れ、肌寒い日となりました。どうぞ皆様 ご自愛くださいませ。

木葉舞散る

「まばらなる真木の板屋に音はして 漏らぬ時雨や木葉なるらむ」藤原俊成 隙間だらけの真木の板葺き屋根に、時雨の音がするのに、雨が漏ってこないのは、あぁ 木葉が舞落ちる音だったんだなぁ・・

小雪(しょうせつ)

ベンチに寝っころがって空を見上げてみた今日も暖かい。雪が舞落ちてくるのは、もう少し先かな…

夕月

「夕月夜をぐらの山に鳴く鹿の 声のうちにや 秋は暮るらむ」紀貫之 夕月が出ている。 そして山の奥から鹿の声が聞こえてくるあぁ あの切ない声とともに秋は暮れてゆくのだなぁ…

祖父江ぎんなん

愛知県稲沢市祖父江。木曽川がもたらした肥沃な大地で育つイチョウの樹から採れる「祖父江ぎんなん」は、大粒でもっちりとした食感が特徴のブランド品。今年もいただきました。 今、街中のイチョウの木が、黄金色に輝いています。

秋の夕日に

照る山もみぢ

奥山にもみぢ踏み分け

赤や黄色の色様々に

明石

千年前に書かれた源氏物語。架空の物語ですが、各地にゆかりの地が伝わり、今もその場所で息づいています。先日 明石をぶらり散策しました。東宮に入内が内定している姫君との秘めた恋が露見し、都に居づらくなった光源氏が向かったのは須磨。 そこから明石…

有明

一日の始まり刻々と変化する空の色

今日は立冬

木々の葉が色づき、はらはらと舞い落ちてきます。 今夜いただいたデザートがなんとなく立冬っぽい

里の秋

京都 疎水沿いをぶらぶら少しずつ秋が深まっています。

新古館サロン

令和3年より「吉田山荘 カフェ新古館 サロン」で、百人一首のお話を始めます。 年に10回、毎回2首ずつご紹介。 5年で自分だけのオリジナル百人一首本を完成させましょう。 プロローグ 令和2年11月17日(火) 午後2時から 会費5000円 (令和3年からは、8月12月を…

むべなるかな

昔むかし、天智天皇が蒲生野(現在の滋賀県東近江地域)へ狩にお出掛けになった折り、8人の男子をもつ長命な老夫婦に出会いました。長寿の秘訣をお尋ねになると、その老夫婦が「これを食べているからです。」と手渡したのがこの実。それを口にされた帝は、「…