しつらいセミナーで匂袋を作りました。
平安時代、疫病が流行る梅雨時に邪気を祓うために、薬草を束ねて屋根に葺いたり、柱に吊るしていたものを、袋に入れて薬玉として飾っていました。
匂袋は、その薬玉を常に身につけていられるように、小型化したものです。
殺菌効果のあるもの、呼吸器に効き目のあるもの、胃を健康に保つ効能があるものなどを入れます。
いわゆる漢方薬の宝袋。
昔の空気清浄器(^^)
この袋は、数え90才の父がひとつひとつ丁寧にミシンをかけてくれました。
常に身につけて、父の長寿にあやかりたいと思います。