葭風会だより

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脇勧請

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松尾大社の二の鳥居にぶらさがっている榊の枝・・

脇勧請(わきかんじょう)といいます。

通常の年は12本、閏年は13本ぶら下がります。


その昔、榊の枯れ具合によって、毎月の農作物の出来・不出来を占っていたそうで、
松尾大社ではその名残として毎年年末に新しい榊をかけ、1年間かけ続けているのだそうです。


鳥居をくぐるときに、ちょっと上を見てみてください。

初天神

学問の神様 菅原道真公をお祀りする天満宮
今日は初天神の日で、受験を控えた学生さんたちがたくさんお詣りされていることでしょう。


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道真公にゆかりの鷽(うそ)鳥。

昔 道真公が太宰府で神事の折、蜂の大群に襲われました。するとどこからともなく鷽の群れが飛んできて、蜂を食べて退治してくれた・・

というエピソードがあります。


木彫りの鷽のお守りをいただき、境内の人々で交換し合う「うそ替神事」。
災いをなかったことに替えてくれるご利益があります。

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「凛」とは、態度などがひきしまっているさま。りりしいさま。


鷺の凛とした姿に見とれてしまいました。

不明門通り(あけずどおり)

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烏丸五条から一筋東を北に進むと、因幡薬師さん(平等寺)に突き当たります。

平安末期の高倉天皇が、このお寺のすぐ南の東五条院を御所とされていたとき、
高倉天皇に遠慮して門を閉ざしていたので、
不明門通り(あけずどおり)」と名付けられたそうです。

京都ならではの、難読ですね。


こちらは癌封じのご利益があります。
水曜の烏丸教室はこのすぐ近くにあり、教室の前には必ずお詣りして、無病息災を祈願しています。

苔の月

嵐山・松尾山を1時間半ほど歩いたあと、西芳寺(通称 苔寺)門前の茶屋で一休み。

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"苔寺の池の水面に映える月を見る様" なこの とろろ蕎麦は、「苔の月」と名付けられています。

柚風味で、体に優しく染み渡りました。


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オランダ料理

ご縁があり、日本で唯一のオランダ料理専門店「アウデ・カース」に行って来ました。


オランダは、江戸時代に鎖国政策が進められていた中で、日本への渡来を許された唯一の西洋国。

今 普通に使っている言葉で、オランダ語由来のものがたくさんあります。

「おてんば」「やんちゃ」「半どん」なども、オランダ語由来だと教わり、びっくり。

ジャガイモや、生ニシンなどオランダでポピュラーなものから、
たこ焼そっくりのお菓子もいただきました。

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