2021-12-21 冬はつとめて 雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。 (冬は早朝がいい。 雪が降った朝は言うまでもなく、降りた霜がとても白いときも、またそうでなくてもとっても寒いときに、火などを急いでおこして炭を運んでいくのも、冬の朝にとてもふさわしい様子だわ。) 火を眺めていると、心まであったかくなります。 そしてお腹もほかほかに。