2016-09-21 雨上がり 今朝、庭で見つけた真珠 枕草子 126段 「夜一夜降り明しつる雨の、今朝はやみて、(略) 蜘蛛の巣こぼれ残りたるに、雨のかかりたるが、白き玉をつらぬきたるやうなるこそ、いみじうあはれに、をかしけれ。」 訳: 一晩中降り続いた雨が、今朝はやんで (略) 蜘蛛の巣の破れ残っているところに、雨の雫がついているのが、まるで真珠をかがったように見えるのは、なんとも風情があって、なんて素敵なんでしょう。