昔むかし、ワニザメを騙した因幡の白兎は、ワニザメたちに皮をはがれてしまいました。
痛くて痛くて泣き叫んでいたところ、大国主命が通りかかり、「真水で体を荒い、ガマの穂黄をつけなさい」と教えてくださいました。
唱歌「大黒様」
1.大きな袋を肩にかけ 大黒様がきかかると
ここに因幡の白兎 皮をむかれて赤はだか
2.大黒様はあわれがり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれと よくよく教えてやりました
3.大黒様の言うとおり きれいな水に身を洗い
蒲の穂綿にくるまれば 兎は元の白兎
4.大黒様はだれだろう 大国主のみこととて
国をひらきて世の人を たすけなされた神様よ