葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2016-01-01から1年間の記事一覧

紅葉だより

東福寺 通天橋からの眺め楓は色づき始めたばかり

紅葉だより

今年も福井県大野市の刈込池へ。 そしてキャンプ 炎が温かい

神無月晦

霧が立ち込め、薄暗い朝です。 (朝6時すぎの保津峡。電車の窓から) 「霜月に しものふるこそ だうりなれど 十月に じうはふらぬぞ」藤原定家の小さい頃の作のようです。 霜月に霜が降るのは道理だが、十月に十は降らない と言っています。 これに対して定家…

落花生

父が育てた落花生。でも両親ともに「南京豆」と呼びます。 私にはこの呼び方、馴染みがないんですけど・・ 落花生という名前の由来は、花が咲いて受精した後、地面にもぐって地中で実を付けることから。 南京豆は、18世紀初めに中国の南京から日本に伝わった…

絶景に会いに

何度訪れても心躍る上高地山はそろそろ冬支度です。

霜降

季節がひとつ進み、二十四節気の「霜降」となりました。 明日の朝は冷えるそうです。 温かくしてお休みください。 (上高地の朝)

平安京誕生日

桓武天皇が長岡京から平安京へ都を遷されたのは、 794年10月22日。平安京の誕生日である今日、時代祭が行われます。 1200年前、桓武天皇は小高い山から街を見下ろして、四神が住まいする京都に都を定めました。 その前の長岡京は「呪われた都」とも呼ばれる…

銀杏

ぷりっぷりの銀杏が届きました。 銀色で実の形が杏に似ているので、ぎんなん。 即効性のある滋養強壮効果がありますが、 食べ過ぎには要注意。 たくさん食べると中毒症状を起こすこともあるそうです。 お酒が進む秋のおつまみですね。

女心と秋の空

変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは移り気らしい…

闘茶

鎌倉時代の後期、中国の宋から「お茶の味を飲み分けて勝負を競う」『闘茶』という遊技が伝わってきました。 まず五種類のお茶の葉の香り、色、固さをしっかり確認します。そして順不同で、小さな湯呑みに茶が注がれます。100グラム 5000円の玉露 100グラム 3000…

富士の山

雲海に浮かぶ富士の山 夢に見ると縁起がいいのは、「富士」が「無事」に繋がるから。 壮大で 威厳あり そして滑らかで なんて美しい姿でしょう。

十四夜

今日は旧暦14日。 宵(夕方6時ごろ)を待つ間に出てくるお月様なので「待宵」また「小望月」ともいいます。 満月である望月より、ちょっと小さめのお月様なので。 今日は滋賀県 五箇荘で月見の宴がありました。篝火をたき、香を楽しんている間に、美しい月が上…

紅葉だより

北八ヶ岳 白駒池

嘉来

秋の実り、柿。 「嘉来(かき)」とも書き、 縁起の良い果実。 たくさん届きました(^^) 柿の渋みは、ポリフェノールの一種であるタンニンで、強い抗酸化力があり、体内の活性酸素をやっつけて、悪玉コレステロールの酸化や血管壁の老化を防ぎ、血圧を調整する…

別品

10月から朝ドラが新しくなりました。私が生まれ育った辺りも出てくるようなので楽しみに見ています。 昨日、シナモンティーが出てきましたね。そういえば子供の頃、カップに鼻を近づけて、何度も何度も息を吸って匂いながら飲んでたなぁ・・ と、懐かしく思…

藤袴&アサギマダラ

万葉の昔から親しまれてきたフジバカマ。以前はありふれたものだったようですが、今では自生するものは減少し、絶滅寸前種に指定されています。 柚子の里で有名な水尾では、フジバカマを栽培・保護しておられ、今 見頃を迎えています。 この花を好んで飛んで…

三雨

秋の深まりとともに変化してゆく気象状況露・霧・霜をイメージして作ってくださったお菓子 「三雨」 西脇 岩井堂製 昨日の清水寺 お香の会も、たくさん方にご参加いただき、ありがとうございました。こちらの会では 特にお菓子を楽しみにしておられる方も多…

十月

全国の神様が出雲に集まる月なので、 出雲では神在月、その他の場所では神無月。 出雲では神様たちによる来年の重要事項が話し合われます。 天候や農作物の収穫、そしてメインテーマは「縁結び」だそうです。 明日10月2日、播州清水寺でお香の会が行われます…

雨上がり

「村雨の露もまだひぬ真木の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮れ」寂蓮法師 強く降った雨があがり、霧に包まれる樹林。大自然の息吹き、静寂な余情。 秋の夕暮れ。

秋の香り

ご馳走

最近の楽しみ沢登をしながら釣りをして、 焚き火で焼いていただく・・ 10月からは禁漁なので、今年最後のご馳走です。 真っ暗の夜中の怖さにも慣れてきました(^^)

ぶらり嵯峨野

ムラサキシキブで有名な正覚寺。 ほとんど人通りのない静かな道。 秋を感じなから、ぶらり嵯峨野。

秋分

祇園 小多福のおはぎ。 とってもカラフルなおはぎが整列 春は牡丹の花から「ぼたもち」秋は萩の花が咲くころなので「おはぎ」と呼びますが、 では夏は? おはぎは、お餅のように ついて作るのではないので、 「つき知らず」→「着き知らず」 夜は暗くて船がい…

雨上がり

今朝、庭で見つけた真珠 枕草子 126段 「夜一夜降り明しつる雨の、今朝はやみて、(略) 蜘蛛の巣こぼれ残りたるに、雨のかかりたるが、白き玉をつらぬきたるやうなるこそ、いみじうあはれに、をかしけれ。」 訳: 一晩中降り続いた雨が、今朝はやんで (略) 蜘…

ヒガンバナ

まもなくお彼岸。 この頃 色鮮やかに咲く彼岸花。 曼珠沙華とも呼ばれます。 あの世とこの世が最も通じやすい時期に咲く花で、また毒を持つことから、「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」「幽霊花(ゆうれいばな)」など、不吉な別名もあり、…

十五夜

「月にむら雲 花に風」という言葉がありますが、これはせっかく月を愛でていても雲が邪魔をしてしまう・・思い通りにならないことの例えです。 でもこんな和歌があります。「秋風にたなびく雲の絶へ間より もれいづる月の影のさやけさ」 少し隠してしまう雲…

霖(ながあめ)

「霖(ながあめ)」 しとしと降り続く雨のこと。立て続けに発生する台風と秋雨前線のために、週間天気予報は雨ばかり・・ そんな合間を狙って、岩遊びへ。 上の方にいる私が見えますかぁ?

秋刀魚

秋の味覚のひとつ、秋刀魚 お造り・ワタ・塩焼き 「さんま」という名前の由来は、・細長い魚 を意味する「サマナ(狭真魚)」から変化したという説。 ・大群で泳ぐ習性から「大きな群れ」を意味する「サワ(沢)」と「魚」という意味の「マ」がくっついたと…

縁結びの木

この~木なんの木 気になる木♪ 京都 三条商店街からほど近い、武信稲荷神社の榎(えのき)。 幕末、坂本龍馬が命を狙われ、ひとり身を隠していた時、 おりょうは 以前ふたりでよく訪れていたこの神社に無事を祈りにやって来ました。 すると境内の榎に、『龍』…

重陽

9月9日は、五節句のひとつ「重陽の節句」。 陽の数字である奇数の一番大きな9が重なる日です。 ちょうどこの頃 菊が咲くころで、 菊についた夜露をお酒とともにいただくと、無病息災・長寿が願えると伝わります。 今宵は半月を眺めながら、菊酒はいかがです…