霞立つ春の山辺はとをけれど 吹きくる風は花の香ぞする
在原元方
(霞たちこめる春の山辺は遠いけれど、吹いてくる風は、梅だろうか、花の香りがするなぁ)
霞立つ春の山辺はとをけれど 吹きくる風は花の香ぞする
在原元方
(霞たちこめる春の山辺は遠いけれど、吹いてくる風は、梅だろうか、花の香りがするなぁ)
奈良県 平城宮跡歴史公園にある復原された遣唐使船。
今から1300年以上前に、こんな小さな船に100人ほどの人達が乗り込んで、大陸に向かったのですね。
船酔いする私には、想像もできない過酷な船旅だったことでしょう…
さて、復原?復元?
「復原」は、元々の姿が改造されたり、変化してしまった現状の姿を元通りに戻すこと。
「復元」は、失われて消えてしまったものを、かつての姿どおりにあらたにつくること。
そうすると復元のような気がするんですが、この船は復原です。
節分のときに母から送られてきた巻き寿司の写真を見て、
母の味が懐かしくなり、おねだりしたら、巻き寿司弁当を作ってくれました。
ぷりぷりの数の子や鯵など、中身がパワーアップ
紅梅色で優しい母の味がじんわり染み渡ります。
今日もいい一日になりますように。
まず はきださなければ吸い込めない。
朝日に向かって深呼吸。
「空寒み花にまがへて散る雪に
少し春ある心地こそすれ」
(空が寒く はらはら散る雪が、まるで桜の花が舞っているように見えてきて、
ほんの少し春めいた気分になるなぁ)
上の句は清少納言、下の句は藤原公任、
ふたりの共同作品です。
とても綺麗な歌ですね。
今日はチラチラと雪が舞う日になりました。
散歩途中で見つけた春。
こんな本 ご存知ですか?
中は日付のみ。
本を作り上げるのは私。
元日から毎日ひとことずつ、目に止まった言葉や、心に響いた言葉や、喜怒哀楽を記しています。
三日坊主を脱出して、立春を迎えました。
いい一年になりますように。。