大昔、鈴鹿山麓に身の丈3mの巨大な蟹が出没し、旅行く人や近郷の村人に危害を加えていました。
ある時恵心院の僧都がこの地に赴き、大蟹に印明を示し、説法を施すと、大蟹が随喜の涙を流して悪行を悟るが如く、
我が身の甲羅を八つに割裂いてとけ失せました。
僧都は八つの甲羅を埋めて、蟹塚を建てると、不思議にも蟹の血がかたまって、
八個の飴となったそうです。
「この飴は、諸々の厄除けに効あり」と、今に伝わります。
http://tsuchiyamagakku.com/kanigasaka.html
竹の皮に大事に包まれた飴ちゃん、
無添加の優しいお味です。