山陰古道を少し歩くと足利尊氏 旗揚げの地として有名な篠村八幡宮があります。
尊氏は北条氏討伐のため、催促状を各地に送りました。
それに応えて各地から集まって来る諸将の目印として、揚(やなぎ)の木に足利の家紋と源氏の白旗を掲げたといわれます。
そして軍勢が整い、尊氏は社前で必勝の願文(神社に現存)を読み上げ、続いて鏑矢を奉納しました。
一門の武将達も矢を奉納し、矢はうず高く積まれたといいます。この時集まった矢を埋めたと言われる「矢塚」
そして尊氏は 2万3千騎に膨れ上がった軍勢を率いて老ノ坂を越え、洛中に突入しました。
そして鎌倉幕府は滅亡、室町時代へと時代が変わります。
この篠村八幡宮の境内に、息子が通っていた幼稚園があります。
この森が毎日の遊び場でした。
大好きだった先生にまとわりついて走り回っていた可愛いあの頃の姿を懐かしく思いだしながらの、午後のひとときでした(^^)