葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

2022-01-01から1年間の記事一覧

隠岐の旅

「わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ海人の釣り舟」小野篁(おのの たかむら) 834年に遣唐使の副使に選ばれ、836年に唐に向けて出発しましたが難破して帰国。 837年の再出発の時に破損した船に乗せられそうになり、渡航を拒否したため、 嵯峨…

葡萄

赤〜くなぁれ美味しくなぁれ

大人のお遊び

ワインで語る源氏物語の恋 その参 〜六本木ワインバーcanonにて〜 若紫・紫上・明石上・女三宮 イメージに合わせたワインを楽しみながら、恋模様を語る大人のお遊び コロナ禍にもかかわらず、ご参加くださいました方々、ありがとうございました。次回は9月23…

夏場所

夏本番13日目残念ながら、不戦勝続出… 相撲の歴史は古く、神話の時代から脈々と続けられてきているそうです。四股を踏んで邪気を祓い、塩を撒いて土俵を浄め、力水で体を清めて戦いに挑む力士たち。大迫力でした。

蜂蜜

嬉しい蜂蜜かけ放題のかき氷いろんな香り、お味が楽しめます! 源氏物語「鈴虫」に、『荷葉の方をあはせたる名香、蜜をかくしほろろげて、たき匂はしたる』 と。仏前に供えるお香なので、いつもよりハチミツの華やかな香りはこっそり隠した感じで作ったもの…

香箱

香道具のひとつ、香箱。中には重香合・香炉が入っています。 そして猫の「香箱座り」がこちらかわいいにゃん

はちす

よぉく見ると面白いいろんな物に見えてきます。

夕顔

夏の黄昏時にひっそりと咲く可憐な花、夕顔。 源氏物語、夕顔と名付けられた女性は、可憐で儚げで柔らかくて、光の君だけでなく、 千年たった今の男性読者にとっても、可愛い女性・守りたい女性 No.1です。

酷暑お見舞い

本来ならまだ暑中お見舞の時期ではないのに、酷暑が続いています。 そんな中、近くの里山を歩いてみましたが、 暑いーっ 暑すぎるーっ 皆様、ご自愛くださいませ。

夏越大祓

蘇民将来子孫也

氷の朔日(ついたち)

旧暦6月1日。 源氏物語や枕草子に氷の記述がありますが、昔はこの日に氷室を開き、保存していた氷を取り出し、宮中に献上する日でした。 ギラギラ灼熱の毎日です。 氷で体を冷やして、酷暑を乗り切りましょう。

昼顔

ここは東京都内。駅のホームに昼顔が咲いていて、思わすパチリ。都内にこんなところがあるなんて… 癒やされます。

桔梗

ぽんっ と 今にも開きそうな桔梗 桔梗は薬草なんですって。漢方では去痰、鎮咳、排膿の効能があり、痰・咳、ノドのはれ・化膿などによく効くそうです。

夏至

なんだかバタバタ 余裕のない日々を過ごしているうちに、梅雨入りし、そして季節は夏至。陽のパワーを受けて、元気に過ごしたいと思います。

半夏生の花

とても小さな花なので、 周りの葉を半分化粧したように白く変化させ、 まるで大輪の花が咲いているかのように見せかけて、 虫たちを誘き寄せる半夏生美しい化粧に騙されてはいけません(笑)

梅雨が似合う花

紫陽花七変化手毬花よひら など、いろんな呼び名があります。

お茶

滋賀県大津市の日吉大社に伝わる、『日吉社神道秘密記』には、最澄が805年に唐より茶の種を持ち帰ったこと、 そして比叡山のふもと(現在の滋賀県大津市坂本地区)に植えて栽培したことが記録されているそうです。 それがここ。 なんとこの茶畑は現在も京阪…

夏は夜

月のころはさらなり。

扇子

とっても便利な扇子。 挨拶のときの結界にカンニングペーパーメモ用紙お月謝などを乗せるお盆に平安時代は女性の顔を隠したり夕顔の花をのせてプレゼントしたり名刺の代わりに交換したりそして暑いときは風を送ります (お稽古場であおぐのはNGですよ)

逆さ富士

新幹線の車窓から偶然撮れた一枚 いいことありそうだ

東京ぶらり

ワインで語る源氏物語の恋

シリーズ第二弾 今回は六条御息所、夕顔、朧月夜の君、花散里をご紹介。 男性に一番人気は、やっぱり夕顔。 女性に一番人気は、朧月夜の君でした。 私の理想像は花散里ですが、今はまだ朧月夜の君のように、自由に真っ直ぐ、自分の道を歩いていきたい、 今を…

撫子

やまとなでしこ日本女性のしとやかさ、奥ゆかしさ、あるいは清らかさ、美しさをたたえていう。 か弱さの中に、りりしさがあることを、ナデシコの花になぞらえたもの。↑ 現代にはちょっとそぐわないかも… 源氏物語で撫子の花に例えられるのは、玉鬘。縁あって…

長浜にて

初夏の空、開け放たれた窓からは、心地好い清々しい風 今月の長浜教室は、豊国神社で行っております。源氏香と葵の段のご紹介。

源氏カルタ

源氏物語54帖 それぞれの帖の代表の和歌が定まっていて、それを描いたカルタです。 2024年の大河ドラマにむけて、皆さんも作ってみませんか?

イベントご案内

2024年 大河ドラマ 紫式部を主人公とした「光る君へ」に決定! ◆ワインアロマセラピー✕香道✕源氏物語 〜その弐〜 ◆ 伽羅の香り満ちる中、ワイン片手に源氏物語のお話を… 二回目となる今回は、いよいよ物語の本筋に突入し、「六条御息所」、「夕顔」、「朧月…

逢ふ日

今日は葵祭。このお祭りの見どころは、なんと言っても勅使たちの華麗な行列ですが、 残念ながら今年も中止です… お祭りに欠かせない「葵(あふひ)」は「逢ふ日」の掛詞。素敵な出逢いがありますように。。

梅雨の走り

しとしと降る雨の中、爽やかな香りに誘われて覗いて見ると、 橘の香を懐かしみほととぎす 花散里をたづねてぞ訪ふ 2024年の大河ドラマが、紫式部が主人公の「光る君へ」に決定しました。源氏物語ブーム到来に期待!

古墳の街

チンチン電車で、古墳の街へ。 お抹茶茶碗は前方後円墳 「難波津に咲くやこの花冬籠り 今を春辺と咲くやこの花」仁徳天皇に捧げられた歌です

源氏物語雅の世界

お天気に恵まれたGW後半。 堺で行われた源氏物語のイベントには、たくさんの方にお出かけいただき、ありがとうございました。 私は伽羅の香りと源氏香の紹介、匂袋作りを担当。 源氏香図の文様が入ったお着物や帯をお召になった方や、なんと源氏香図のマスク…