葭風会だより

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台風

楽しみにしていた三連休ですが、台風18号 タリムが日本列島縦断で、大荒れのお天気です。

皆様 どうぞご自愛くださいませ。



さて台風の名前は誰が付けるのでしょうか??


北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会 (日本含む14カ国が加盟)
それぞれの国が提案した10の名前→計140の名前

これが順番につけられているそうです。



詳しくは気象庁ホームページに。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

鈴虫

今年は季節が駆け足で過ぎてゆくようです。

秋の虫たちの音が響いています。


「鈴虫の声ふりたつる秋の夜は
あはれにもののなりまさるかな」
和泉式部

(鈴虫が鈴を振るように鳴く秋の夜は、しみじみとした趣をいっそう感じます)

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鯖寿司

昔、若狭から京都へと塩漬けのサバを運んだ道 「鯖街道」には、
たくさんの鯖寿司屋さんがあります。


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注文してから作ってくれるので、
待っている間、母はアイスキャンディ食べてます(笑)

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我が家では、鯖寿司より「バッテラ」と呼ぶほうが馴染みがあります。


バッテラの由来は・・
ポルトガル語で小舟を意味する ”バッテイラ(bateira)” が語源だそう。

コノシロで作った押し寿司が、小舟のように見えるからと、
大阪のお寿司やさんで名付けられたのが最初だとか。

高騰したコノシロに変わって、サバで作られるようになっても、バッテラという名は残り、親しまれて続けています。

柿の葉寿司

奈良県川上村の山奥にある滝を散策。

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男性的な琵琶滝

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女性的な中ノ滝



帰りには地元のお店で、作りたてのまだやわらかい柿の葉寿司をいただきました。

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この辺りは、全国でも有数の柿の産地。

貴重なタンパク源である魚を塩でしめて保存性を高め、
乾燥を防ぐために柿の葉で包み、
重石で余分な空気を抜き発酵を促す、

という先人の知恵から生まれた柿の葉寿司。
200年以上の時を経てもなお、郷土料理として受け継がれている食文化です。

招き猫

空気が澄んで爽やかな空。

風が心地好く吹き、月が美しく見える頃となりました。

今年の十五夜は10月4日ですので、まだもう少し先ですね。

十五夜のまん丸お月様を模したお菓子が「最中」の由来ですが、
最近はこんな最中も。

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招き猫、右手を挙げている猫は金運を招き、
左手を挙げている猫は人(客)を招くそう。

ちなみに、両手を挙げたものもありますが、欲張りすぎると「お手上げ万歳」になるのが落ち だとか(笑)