葭風会だより

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吉野千本桜

悪天候予報の中、がら空きの吉野へ。

なんと雨に降られず、千本桜をひとりじめ

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この山の奥深くに、西行は庵を結んでいました。

桜を愛した西行

「吉野山 梢の花を見し日より 心は身にも添はずなりにき」

(吉野山の桜をはるか遠くから望み見たその日から、私の心は花でいっぱいになってしまった)

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名残の桜

近江八景のひとつ 瀬田の夕照にちなんで命名された茶室「夕照庵」で席入りのお稽古をいたしました。


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窓から見える名残りの桜。


「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛

春雨

桜 満開です

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「春雨に争ひかねて我が宿の 桜の花は咲きそめにけり」詠み人知らず


(春雨が急かすように降るので、我が家の桜の花が咲きました。)

やなぎ さくら

「見渡せば やなぎ さくらをこきまぜて 都ぞ春の錦なりける」素性法師


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柔らかな柳の緑と淡い桜色で、春爛漫の都。

雨でしっとりと潤っています。

お花見

桜を大変好まれた嵯峨天皇。
812年3月28日 神泉苑にて「花宴の節(せち)」を催されたのが、お花見記録の一番古いものだそうです。


そして今もなお、人々は桜を愛してやみません。


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八幡 背割れ堤の桜並木は、今 5分咲きくらいでしょうか

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お弁当広げて、お花見してきました(^^)

名残り

一気に桜の花が開きましたね。


でも、私は今シーズン最後(?)の氷遊び、上高地へ。

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冬季はバスが走っていないので、真っ暗のトンネル 2キロほど歩きますと・・

どーん!
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どの季節に訪れても、感動 感動の景色です。

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さぁ、明日からは桜を追いかけます(^-^)