2020-04-04 朧月 「雲にまがふ 花の下にて ながむれば 朧に月は 見ゆるなりける」西行(雲かと見違えるように咲き誇る 桜の花を眺めていると、 月は朧に霞んで見える… )あぁ なんて美しい春の夜の歌 コロナウイルスが収束したら、西行を辿って旅をしてみたいと、ふと 思う。
2020-04-03 霞 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ(遠くの山の頂の桜が咲いたようだ。霞よ、どうか立たないでおくれ。美しい桜がかすんで見えなくなってしまわないように・・) コロナウイルスの感染拡大が止まりません… 4月のお稽古もお休みにいたします。一刻も早く目の前に立ち込める霞が晴れてくれるよう、祈っております。
2020-04-01 桜満開 新年度が始まりました。桜満開の頃を迎えていますが、コロナウイルスの感染が広がっており、巣籠もり状態が続いています。せめて美しいものを見て、心癒されたいと ふと思い出した本がこちらです。百人一首に関する本はいろいろありますが、 この本は それぞれの歌の英訳とともに、美しい写真が添えられていて、眺めているだけでも心が鎮まります。
2020-03-31 弥生尽 三月 最後の日、弥生尽(やよいじん)を迎えました。 旧暦ですと春 最後の日になります。「色も香もうしろ姿や弥生尽 蕪村」 今年はコロナウイルスの影響で、春の色も香もじっくりと楽しめない現状。もう少しの辛抱・・と信じて頑張りましょう。