2017-11-05 間人(たいざ) 先日 丹後半島の間人に行きました。間人を「たいざ」とはなかなか読めませんね。 昔々 聖徳太子の生母・間人(はしうど)皇后が、蘇我氏と物部氏との争乱を避けて丹後に身を寄せておられました。のちに当地を去る時、自らの名をこの地に贈られたのですが、 住民は「はしうど」と呼び捨てにすることを畏れ多く思い、皇后が退座(たいざ)したのに因み、間人を「たいざ」と読み替えた・・と、伝わります。 明日11月6日から、ブランドの間人蟹 が解禁です。
2017-11-04 古典とは 風土と歴史に根ざしながら,時と所をこえてひろく享受されるもの。 人間の叡智の結晶であり,人間性洞察の力とその表現の美しさによって, 私たちの想いを深くし,心を豊かにしてくれるもの。いまも私たちの魂をゆさぶり,『人間とは何か,生きるとは何か』との永遠の問いに立ち返らせてくれるもの。それが古典である。(古典の日 ホームページより) 枕草子のたくらみ先生のお話に引き込まれてきました。
2017-10-31 神無月尽 西国巡礼25番 播州清水寺(兵庫県加東市)で、初夏と秋 年に2度お香の会をさせていただいております。 その清水寺では明日11月1日から 30年に一度のご本尊ご開帳、そして11月10日からは、 坂上田村麻呂が奉納した刀が公開されます。またその日から、紅葉ライトアップも。 見所盛りだくさんの播州清水寺へお出かけになってみてください。http://kiyomizudera.net/
2017-10-27 水郷めぐり 滋賀県近江八幡市の八幡堀は、 天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させ、人・物・情報を集め、さらに楽市楽座制を実施し、城下町は大変賑わっていたようです。 その名残を楽しみながらの水郷めぐり。秋の心地よい風を感じながら、ゆるりゆるりと進みます。
2017-10-26 月影 「香りと食で楽しむ歳時記」三回目を迎えました。 秋風にたなびく雲の絶へまより もれいづる月の影のさやけさ(秋風で流された雲の切れ間から射し込んでくる月の光の、なんて清らかなことでしょう) 見えない時があるから、見えた時の嬉しさが倍増します。 恋するあの人とも、同じですね。 近江八幡市 京料理 宮前にて 次回は11月22日(水) 湖国の紅葉を愛でに、バスで出掛けます。
2017-10-22 香会 「心あてに折らば折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花」 今日は播州清水寺で秋の香会がございました。悪天候の中 お越しくださいました方々、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。 色づき始めた木の葉が雨に濡れ綺麗です。 銘「霜降の朝」いつも趣向をこらしたお菓子に、皆さまの歓声があがります。