葭風会だより

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土用干し

長岡天満宮へお詣りに。

お正月にいただくと無病息災が願えるという「福梅」を土用干し中でした。

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いつもなら夏の土用の頃は、朝からジリジリ太陽が照りつける日が続くのに、
今年は本当に不安定で、この梅も屋根の下でしたから、まだしばらく干されるのでしょうか。


12月13日の事始めから授与されます。

滋賀県 能登川駅から歩いて10分、田舎に突如現れる行列の先には、

エクレア屋さん!

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エクレアとは、フランス語のエクレール →「稲妻」という意味だそうです。


なぜ稲妻なのか・・

・シューを焼いたときに表面にできる割れ目が、稲妻に似ているからという説。


・シューの上にかける チョコレートがつややかに光っていて、稲妻に見えるという説。


・中のクリームが飛び出たり、表面のチョコレートが溶けないうちに“稲妻のごとく”すばやく食べるように、という説。


・雷神が天空を翔けていったときに落とした糞を模している説。



不安定な天候が続く今年の夏。
雷の音を聞きながら、のんびりエクレア&ティータイムいたしましょうか(^-^)


かき氷

残暑厳しい毎日です。

やっと今年お初のかき氷を食べました。

テレビで紹介されたばかりの、ハチミツ屋さんのかき氷「蜂蜜生姜氷」

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なんと6種類のハチミツが、かけ放題(^-^)



かき氷の歴史は古く、枕草子にも記述があります。

「削り氷にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる」


甘い蜜がかかったかき氷が、新しい金属製の器に入っていて、
見た目も涼やか、触ってもひんやり、
なんて贅沢でしょう。

秋立つ日

今日は立秋。

「秋きぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる」
古今和歌集 秋の第一首 藤原敏行


暦の上ではもう秋。
まだまだ暑くて、秋が来たようには思えないけれど、
ふとした瞬間 風の変化に秋の気配を感じること、ありますね。


台風が接近しています。
被害がないことを祈ります。

二の丑

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今日は二回目の「土用の丑の日」(^-^)


台風の影響か、関西はうだるような暑さです。

それでも朝、ツクツクボウシが鳴いていて、秋の気配が。

明日は立秋です。
古今和歌集 夏の最後の歌は、

「夏と秋とゆきかふ空のかよひぢは
かたへ涼しき風や吹くらむ」 凡河内 躬恒

(夏から秋へと入れ替わる空の上では、片側には涼しい風が吹いているのでしょうか)

三ノ会 素

先日、金剛能楽堂で、茂山千三郎社中の狂言発表会「三ノ会 素」が行われました。

今回は 母が小舞「貝づくし」、私が小舞「鵜飼」を舞わせていただきました。


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今回は、先生の解説や感想、本人の反省などが舞台の上で披露されますので、ドキドキ。


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反省会では「12年後、次の年女まで頑張ります~」と母。


皆様、今後ともお付き合いのほど 宜しくお願いいたします(^-^)

八朔

お暑うございます。

8月に入りました。
なかなか天候が安定しませんね。


さて、今日は新暦の八月朔日。

旧暦の八朔は、今年は9月20日で、早稲の穂が実る頃となります。
古くから農民の間で、初穂を恩人などに贈る風習があり、「田の実の節句」ともいいます。


「田の実」を「頼み」にかけ、日頃お世話になっている(頼りにしている)方に、ご挨拶に伺う日です。


祇園京舞のお家元に挨拶に行かれる芸姑さんたちの様子は、有名ですね。