千年前に書かれた源氏物語。
架空の物語ですが、各地にゆかりの地が伝わり、今もその場所で息づいています。
先日 明石をぶらり散策しました。
東宮に入内が内定している姫君との秘めた恋が露見し、都に居づらくなった光源氏が向かったのは須磨。
そこから明石に居を移し、明石の入道の屋敷で世話になります。
善楽寺の境内に記念の碑があります。
そして明石の入道の手引きで、この通い路をとおり、娘のところに通います。
後に女の子を産む明石の君。
光源氏の妻のひとりとして、切なさ哀しみ苦しみを味わい尽くし、最後は国母の母として最高の幸せを得る女性です。