2016-06-22 沙羅双樹 教林坊の沙羅双樹 祗園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらはす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし (祇園精舎の鐘の音は、全てのものは移り変わるという「諸行無常」をあらわす響きである。 お釈迦さまがなくなる時に枯れたという沙羅双樹の花の色は、勢い栄えるものも必ず滅びる「盛者必衰」の道理をあらわしている。 おごり昂ぶる者も長く続くためしはない。 ただ春の夜の夢のように、はかないものである。)