「納豆」とはいえ、一般的に想像する納豆とは程遠い「大徳寺納豆」
京都 大徳寺門前で作られてきた保存食です。
煮た大豆にはったい粉をまぶして、室(むろ)にいれ麹菌を自然発酵させ、
それを大きな桶にいれて、塩水を入れ混ぜ合わせます。
なじんだ頃に天日干しにし、一日に何度となくかき混ぜ熟成させつつ、二ヶ月ほどかけて自然乾燥させるそうです。手間隙かけて作られます。
私は茶道のお稽古に大徳寺に行かせていただいております。
夏休みを終え、先生のお宅に伺うと、い~ぃ香りが(^^)
夏に仕込まれた大徳寺納豆を天日干しされているところです。
味噌に近い風味の大徳寺納豆。
京都では、和菓子に使われたりもします。