2018-05-22 布引の滝 伊勢物語87段今から1200年ほど前、仕事でミスをした在原行平は、謹慎で須磨に居を構えていたことがありました。ある日、行平を励まそうと、弟の業平が布引の滝 見物に誘います。 「我が世をは今日か明日かと待つかひの 涙の玉と何れまされる」在原行平 (思うように出世するのは今日か明日かと待つかいもなく、 流れる涙とこの滝とどちらが高いだろうか) この時流した涙が石の上に落ち、「涙」という字になったとか・・