2017-05-16 あふひ 昨日は葵祭りが行われました。上賀茂神社・下鴨神社の例祭ですので、正しくは「賀茂祭」ですが、 賀茂祭が葵祭と呼ばれるようになったのは、江戸時代の1694年(元禄7)に祭が再興されたとき、 当日の内裏宸殿の御簾をはじめ、牛車、勅使、供奉者の衣冠、牛馬にいたるまで、すべて葵の葉で飾ったからだそうです。 葵は、歴史的仮名遣で「あふひ」と書きます。 「逢ふ日」と掛詞になり、恋の和歌によく詠まれます。