どっしりと構える知恩院の三門。
1621年、徳川二代将軍秀忠公の命で建立された三門は、我が国最大級の木造二重門です(国宝)。
普通は「山門」と言われるものですが、知恩院では「三門」と呼ばれます。
三つの門・・「空門」(くうもん)・「無相門」(むそうもん)・「無願門」(むがんもん)」
という悟りに通ずる三つの解脱の境地を表わす門で「三解脱門」(さんげだつもん)を意味するそうです。
三門楼上内部には宝冠釈迦如来像や十六羅漢像が安置され、色鮮やかな天女や飛龍が飛び舞う堂内は極楽浄土の世界が表わされています。
年に一度 10日ほど公開されます。
この度は11月7日まで、
三門の上から京の街を眺めてみてください。