2016-08-07 行合の空 今日も猛暑日でしたが、暦の上では立秋を迎えました。 古今和歌集 夏の最後の歌 「夏と秋と行きかふ空のかよひ路は かたへすずしき風や吹くらむ」(去りゆく夏と訪れる秋が行き違う空の通り路では、片方にだけ涼しい風が吹いているのだろうか。) 夏から秋へと変わるころの空のことを、「行合の空(ゆきあいのそら)」といいます。まだまだ暑い日中ですが、ツクツクボウシの声や蜻蛉の姿、柿の実の膨らみ、夕暮れ時の風の涼しさ・・ ふとしたところに秋を感じる、そんな頃となりました。