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葭風会だより

季節を感じてひとりごと

夕立

突然空が曇り、天地がひっくり返ったような雨、風、そして雷鳴。

夕立とは、神々・精霊の物騒な活動が活発になる夕暮れという時間帯に対する、古人の不安が籠められた言葉だという。




「夕立の雲もとまらぬ夏の日の かたぶく山にひぐらしの声 」式子内親王


(夕立を降らせた雲はもう消えてしまった。夏の夕日が沈んでいく山で、ひぐらしの声が響いている)




先程まで荒れ狂っていた空なのに、
何事もなかったかのように、青空がのぞき、蝉が鳴く穏やかな夕暮れ時に戻りました。