2016-07-27 みかん 和歌山県有田に来ています。あちこちにみかんの木。 昔々 垂仁天皇が田道間守を常世の国(海の彼方にある理想の国)に遣わして 「非時香木実(ときじくのかぐのこのみ)」と呼ばれる不老不死の力を持つ霊薬を持ち帰らせたという話が古事記・日本書紀に記されています。 それが今のみかん(橘)です。 またの橘の実は、去年の実と今年の実がひとつの木に成るところから、「代々栄える」とされ、大変縁起の良い木なのです。 それが紫宸殿の前に植えられている由縁です。