葭風会だより

季節を感じてひとりごと

神無月

「神無月くれやすき日の色なれば 霜の下葉に風もたまらず」藤原定家


今日から10月。
昔は旧暦10月から冬の始まりでした。
昼の時間が短く、弱々しい光の色。
草木の下葉に付いた霜がなかなか融けず、葉を枯らしてしまい、モノトーンの世界を作りあげてゆく。
そこには風も通らないくらい、枯葉が重なり合っている・・という景色でしょうか。


俊成と定家が確率した幽玄の世界。
その精神が「侘びさび」に繋がっていきます。



これからどんどん日暮れが早くなります。
鹿も鳴きはじめ、もの悲しさが募ります。

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