2015-07-27 蝉の声 暑い日が続きます。 昼間の蝉の声は元気いっぱいで、ちょっと暑苦しいのですが、夕方のヒグラシの声はもの悲しさを漂わせています。 「蝉の声聞けば悲しな夏衣 薄くや人のならむと思へば」紀友則(蝉の声を聞くと悲しくなります。夏の薄い衣のように、あの人の想いも薄くはかなくなってゆくのかと思うと…) ヒグラシは、蝉の中で一番出現時期が長く、6月半ばから9月下旬まで、鳴く声を聞くことができます。