2015-07-06 梶の葉 明日は七夕。平安時代、宮中の人々は桃や梨、茄子、瓜、大豆、干し鯛、アワビなどを供えて夜空を眺め、香をたいて、楽を奏で、詩歌を楽しみました。そしてサトイモの葉にたまった夜露を「天の川のしずく」と見立てて、それで墨をすり、梶の葉に和歌を書いて願いごとをしていたそうです。 牽牛星と織女星。 月の舟に乗り天の川を渡り逢いにゆく・・舟の「舵」が「梶」の葉に繋がり、昔から七夕には欠かせないものでした。