「蓮葉(はちすは)の濁りに染まぬ心持て何かは露を玉とあざむく」僧正遍昭
(蓮の葉は、濁った水の中に生えていながらそれに染まらずきれいな心を持っているのに、
葉の上の露を玉に見せかけて人の目を欺くのはどうしてだろうか。)
葉の上でコロコロ転がる露。
そこに日が当たるとまるで宝石のようにキラキラ耀きます。
この大きな蓮の葉は、昔はいろんなものを包む包装紙代わりに使われていたところから、
「荷葉(かよう)」といわれていました。
でも私の蓮葉のイメージは、鳥獣戯画に描かれている蛙の傘 です(^^;