泉涌寺別院 雲龍院の見所
色紙の景色
悟りの窓
まだまだ紅葉の見頃が続きそうです。
そしてこの本堂の屋根は、「柿葺き(こけらぶき)」といい、大変貴重なものだそう。
杮葺(こけらぶき)とは、木材の薄板を葺く屋根です。
瓦は70年に比べ杮は30年と耐久年数は短いのですが、とても軽いため地震に強く、呼吸をしているので建物のもちが良いそうです。
柿落とし(こけらおとし)の「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のこと。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになったそうです。
ところで、「杮(かき)」と「柿(こけら)」の漢字、よーくと似ていますが違うんです。
わかりますか?