平安時代のはじめ、藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を大原野に祀ったのが始まり。
大原野は天皇や貴族たちの鷹狩りの地でした。
ですので狛犬ではなく 狛鹿です。カワイイ
藤原氏の家に女の子が生まれると、その子が皇后・中宮になれるようにと祈願し、願いが叶うと行列を整えて参詣することが通例となっていたそうです。
清和天皇の女御となった藤原高子(二条の后)も東宮が産まれた後こちらに参詣。
そのときの行列に、当時右近衛権中将であった在原業平もいたそうです。
かつて恋人であった高子と業平。
どんな想いでこの地を訪れたのでしょう・・
なりひら寺から徒歩15分くらいのところにあります。