葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

百人一首って

嵯峨嵐山文華館で展示中の「百人一首って」

14人のイラストレーターが、それぞれの感性で描いた百首が、ずらりと展示されています。


くすっと笑えるもの、皮肉ったもの、おぉ こう来るか と驚くもの・・
見応えあります!

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パンフレットの表紙になっているのは、在原業平の歌。

この絵の作者の解説は、

「元カレと元カノ、屏風越しの再会に燃えまくり。

業平ーーーーーーーーぁ」


4月5日まで。

余寒お見舞い

立春を過ぎてもまだ寒さが残る今の時期のご挨拶、余寒お見舞い。


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やっと里山にも雪がきた~

でも今日からは気温がぐんぐん上がるようですね。

急激な気温の変化に体調を崩されませんよう、皆様 お気をつけください。

こけら落とし

亀岡駅すぐそばに完成した京都スタジアム
(まだまだ周りは工事中ですが・・)

昨日 こけら落としゲームがありました。

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こけら落としの「こけら」とは、材木を削った時に出る切り屑のこと。
新築や改装の工事の最後に、屋根などの「こけら」を払い落としたことから、完成後の初めての興行を「こけら落とし」と言うようになったそうです。


「こけら」を漢字で書くと「杮」

柿(かき)によく似た漢字ですが、画数が違うんですよ。

なでしこ講座

甲南女子大学 日本語日本文化学科では、日本文化に触れる授業として、着物着付け、茶道・香道体験を行っておられます。

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今日は、香の歴史・伽羅の香りをご紹介したあとは、
凡河内躬恒の白梅の歌
「降る雪にまがふものかは梅の花 香にこそ似たるものなかりけり」
にちなんだお遊びを楽しみました。


足のしびれに負けず、皆さん良い姿勢で頑張りました。


前回の様子が、大学ホームページに掲載されています。

http://www.konan-wu.jp/nanjo/blog/nisshi/entry.php?unid=5407ed7d5c530555b3f954b3f676e57e

葦のまろ屋

百人一首 71番 大納言 源経信の歌

夕されば門田の稲葉おとづれて 芦のまろやに秋風ぞ吹く

この歌で詠まれた「葦のまろ屋」が梅宮大社の境内に残されています。

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池の横には、藤原定家書の歌碑があるのですが、
よぉく見てみると、

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「夕されば→遊されば」になっています。


定家の遊び心に、和みますね。

一二三

一二三は「うたたね」と読みます。

10まで数えるまでもない、ほんのわずかな時間という意味。


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そんなところで一二三されちゃうと困るんですけど・・カワイイ