葭風会だより

(かふうかいだより) 季節を感じてひとりごと 教室のお問い合わせ等はkafukai.hayakawa@gmail.comへどうぞ。

柿の葉寿司

奈良県川上村の山奥にある滝を散策。

f:id:kafu-kai:20170905165615j:plain
男性的な琵琶滝

f:id:kafu-kai:20170905165756j:plain
女性的な中ノ滝



帰りには地元のお店で、作りたてのまだやわらかい柿の葉寿司をいただきました。

f:id:kafu-kai:20170905165922j:plain


この辺りは、全国でも有数の柿の産地。

貴重なタンパク源である魚を塩でしめて保存性を高め、
乾燥を防ぐために柿の葉で包み、
重石で余分な空気を抜き発酵を促す、

という先人の知恵から生まれた柿の葉寿司。
200年以上の時を経てもなお、郷土料理として受け継がれている食文化です。

招き猫

空気が澄んで爽やかな空。

風が心地好く吹き、月が美しく見える頃となりました。

今年の十五夜は10月4日ですので、まだもう少し先ですね。

十五夜のまん丸お月様を模したお菓子が「最中」の由来ですが、
最近はこんな最中も。

f:id:kafu-kai:20170903141330j:plain

招き猫、右手を挙げている猫は金運を招き、
左手を挙げている猫は人(客)を招くそう。

ちなみに、両手を挙げたものもありますが、欲張りすぎると「お手上げ万歳」になるのが落ち だとか(笑)

二百十日

立春から数えて二百十日に当たる日は、
台風が襲来することが多く気をつけなければいけない日ですが、


岡山県瀬戸内市 邑久町(おくちょう)では、
二百十日の前後一週間が、最高に美しい朝日を臨めるそうです。


「虫明の迫門(むしあげのせと)の曙見る折りぞ 都のことも忘られにけり」平 忠盛(清盛の父)


日本の朝日百選の宿に泊まりました。
二百十日の前日の朝日です。

f:id:kafu-kai:20170901085917j:plain

天地始粛

七十二候「てんちはじめてさむし」


日中はまだまだ暑いですが、
朝晩はずいぶん過ごしやすくなりました。

ひぐらしの声や虫の合唱が、夏から秋への移ろいを感じさせます。



玉置浩二「夏の終わりのハーモニー」

♪夜空をたださまようだけ
星屑のあいだをゆれながら
二人の夢 あこがれを
いつまでも ずっと 思い出に
真夏の夢 あこがれを
いつまでも ずっと 忘れずに♪

京都御所

京都御所の参観 が、一年ほど前から予約の必要がなくなっていたのを、ご存知ですか?


特別な行事がない限り、いつでも参観可能で、
ガイドツアーにも無料で参加できます。


このガイドツアーが面白い!
よくわかる!
お薦めです。


f:id:kafu-kai:20170817150420j:plain
天皇陛下がお通りになる門

f:id:kafu-kai:20170817150521j:plain
重要な儀式が行われてきた紫宸殿

f:id:kafu-kai:20170817150641j:plain